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【中央所属馬の評価】
JRA勢は3頭。
ダイショウジェットは地方のダートグレード、短距離~マイルに照準を絞り、安定した走りを見せている。3月のポラリスS以来勝ち星からは遠ざかっているが、前々走のさきたま杯では、スタートで躓き出遅れの状況から4着と、不利を挽回している。差し比べで。
トーホウドルチェは、ラヴェリータを差し切ったマリーンカップなど地方のダートグレードは【1-3-0-1】の成績。ダート1400mは【2-3-1-5】と、ここは条件が揃ったと言えそうだ。53キロは恵まれたし、番手から一気に抜け出したいところ。
トーホウオルビスはトーホウエンペラー産駒の6歳馬。逃げベストで、ハナ切れなければほどんど最後方というタイプ。とにかくハナで、ハナ切れさえすれば4走前のつばさ賞のようにドスライスを押え込む走りも出来る。
【地方所属馬の評価】
南関東勢は6頭。
ナイキマドリードは浦和1400m3戦3勝。昨年のこのレースの勝利はもちろんのこと、前走さきたま杯でダートグレードレース初勝利を挙げた。JBCスプリント2着は今回と同じ57キロ。一気のまくりで決着を付ける。
ディアーウィッシュは昨年ナイキマドリードとクビ差の接戦。1400m1分25秒6の時計ならダートグレード競走レベル。ただ、前走のスパーキングサマーカップは8着と解せない結果に終わった。調教でも追われて苦しがるそぶりも見せていただけに、当日の気配に注意。
イーグルショウは昨年の3着馬。末脚は光るものがあったが、前2頭からは4馬身の差があった。後方一気の脚質だけに展開待ち。
テイエムカゲムシャはJRA5勝のスプリンターだが、転入2戦2ケタ着順では…。
ケイアイライジンはJRA4勝は中距離の芝。転入2戦もひと息のレース振りで…。
バロズハートは昨年8着。先団でもまれ早々に失速した。ハナ切るのが理想も、このメンバーでは望み薄。
他地区勢は3頭。
グランシュヴァリエは南部杯3着など意外性を秘めているが、反面ムラも多い。1400mは若干短く、この馬には忙しいだろう。
イーグルビスティーは高知の重賞でも確勝とはいかない力関係。持ちタイム面でも通用は難しいだろう。
キングスゾーンは浦和【0-2-2-3】、浦和記念とさきたま杯でそれぞれ2着と3着と、相性バッチリのコースだ。ただ、9歳馬だけに近走からも衰えが感じられるようになってきた。
【解説者の予想】
浦和1400m【3-0-0-0】、その中にはダートグレードのさきたま杯も含まれている。JBCスプリント2着の実力、浦和1400mならJRA勢相手でも自信を持って臨める。
地方の交流ダートグレードでは堅実なトーホウドルチェ、逃げてトーホウオルビスも圏内だが、これらを目標に追い込むダイショウジェットは本線だ。
ディアーウィッシュの前走は案外だったが、昨年のオーバルスプリント2着からも見限れない。
◎ナイキマドリード
○ダイショウジェット
▲トーホウドルチェ
△ディアーウィッシュ
△トーホウオルビス
△イーグルショウ
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