おすすめ注目レース
■2019年9月19日
第13回 秋桜(あきざくら)賞(SP1) 牝馬オープンサラ系3歳以上 定量(名古屋)
三度目の正直!? ポルタディソーニ
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之

 過去2年7、5着とこのレースは期待ほど走れていないポルタディソーニだが、今年の夏は至極順調とか。名港盃勝ちで衰えなど微塵もないことは証明済みだし、今年こそはの意気だ。相手は、遠征馬より先にエイシンセラードを取り上げたい。陣営は慎重な構えを崩さないが、実績的には地方馬同士ならといったところはあるので。遠征馬はタガノカピートエイシンエールジェッシージェニースプリングガールの順としたが。

 ポルタディソーニは馬場も向いたが牡馬相手に名港盃勝ちと健在ぶりをアピール。過去3年同様、コスモス賞勝ちからの臨戦だが、今夏はこれまでになくムードがいいとか。レース巧者の女王コンビでひと花咲かすか。「順調だね。サッと流した追い切りも良かった。ハナに行くもよし、控えても対応できるから、戦法は出たとこ次第になるが、うまく立ち回れればの気持ちでいる」。

 エイシンセラードは元中央オープンの4歳馬。ホカホカのうちに地方へ転じたのは交流重賞狙い? 地方馬とならたとえ万全ではなくても。「状態はもうひとつの段階ですが、追い切り後は気持ちが入ってきました。前々で気分よく運べればの気持ちでいます」。

 タガノカピートは兵庫(12303)のうち2勝は好メンバーのA1で、時計も優秀。前走は輸送というより条件だろう。ベストの距離で注目。「オーナー牧場でしっかり乗り込んできたし、帰厩後の追い切りもあれだけ動けば十分。気が勝ったタイプだが前走時で輸送は問題なくこなせていたし、すんなり前で運べれば好勝負になると思う」。

 エイシンエールは園田デビューの4歳馬。前走からすると遠征に一抹の不安はあるが、地元だった兵庫サマークイーン賞では他地区馬を迎撃しており、力の程は示している。あらためて。「馬体重を考慮して追い切りは前回ほど攻めなかったが、動き自体は引き続き良好。道中、外を回る形だと前走のように気を抜いてしまうことがあるので、できれば少しでも内めの枠が当たってほしい」。

 スプリングガールは中央で1勝、南関では交流戦とA2勝ち。そして高知移籍後は牡馬相手の重賞と金沢遠征で2着。競馬もうまくなった。「前回は4角でのコース取りの差が出た感じだね。今回も順調にきたし長距離輸送も2度目。前走ぐらいなら走れていいと思う」。

 ジェッシージェニーは芝1200mの新馬戦を勝っている中央1勝馬。地方の砂にも適性を見せ、一躍、重賞ウイナーに。波に乗りそうだ。「いろいろと克服すべき課題がある中、前走は鞍上の好判断でいい競馬ができた。体の回復と、当日の気配が鍵になりそう」。 



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馬単 3→1 1→3 3→5 5→3 3→6 6→3 3→9 9→3 3→10 10→3
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