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■2019年11月7日
第6回 ラブミーチャン記念(SP1)2歳 牝馬・オープンサラ系2歳 別定(笠松)
地の利を生かす ニュータウンガール
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之

 園田プリンセスカップに続いて再び海を渡ってやってきたテーオーブルベリーキタカラキタムスメ。こと前者は実績もあって勝利を意識していることだろう。が、2歳牝馬の一戦で距離も1600m。地元筆頭ニュータウンガールに現地競馬の利はあるはずだ。ボルドープリュネネオセラフワイエスキャンサーも隙あらば。

 ニュータウンガールは転入初戦は夏負けが残っていた状態での結果。2走目でその点が解消されるときっちり前進してみせた。追いかける。「夏負けが取れて動きにも覇気が戻ってきたし、全体的にボリュームアップしている印象。遠征組は強そうだが、一矢報いたいね」。

 テーオーブルベリーは素質馬ぞろいの道営2歳戦線でも好評価を受けている一頭。控えて2着に来た前走にも好感が持てる。再びGDJへ。「前向きな気持ちを抑え過ぎると嫌気が差すので、その点では前走はいいレース運びでしたね。小回りなら1600mは守備範囲。枠順とスタートが鍵になりますが、コンディションは整っているので勝ち負けになると思います」。

 キタカラキタムスメは豊富なキャリアで逃げ・差しいずれの形でも好走しているのがいい。日程はタイトだが、わざわざ来たからには。「間隔は詰まっていますが、疲労は感じられませんし、前走は半分遊びながら走っていました。能力は通用する馬なので、気持ちを入れながら走らせられれば差はないでしょう」。

 ボルドープリュネは引き続き控える競馬で格好つけた。差す脚を身につけたいが、それはおいおい。現状でも善戦以上が可能だ。「ここを目標に乗り込んできたし、好仕上がりだよ。4頭使いで臨むが総合力ではやはりこの馬。遠征組との力関係だけだね」。

 ネオセラフは平場とはいえ門別でも前々で差のない競馬。初戦は道中でつまずく不利、2走前は出遅れ。名古屋戦の勝利を評価すべきか。「尾上げして臨んだ結果が前走。きっかけはつかんでくれたかな。動きも前走以上だが、ワンランク上がったここでの力関係がどうなのか」。

 ワイエスキャンサーは末脚を武器に活躍。生え抜き限定とはいえ前走では認定権利もゲットした。ここもおしまいに懸けて一発を狙う。「中間は厩舎でじっくりと調整してきた。状態はいいけど、極端なレース運びしかできないから、この条件では展開の紛れが必要だろう」。



※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。


馬単 6→3 3→6 6→8 8→6 6→5 3→5 6→1 3→1 6→9 3→9
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