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■2019年11月10日
ばんえい菊花賞(帯広)
メムロボブサップの2冠達成に期待
生駒 有輝夫

 3歳三冠第2弾。一冠目を制したメムロボブサップはここもハンデを背負い厳しい条件となるが、斤量差はばんえい大賞典と同じだし、克服可能。仕上がりにも不安はなく、首位が期待できる。相手は前哨戦の秋桜賞を快勝したアオノブラック。障害巧者インビクタ、地力強化目立つジェイカトレアにも警戒が必要。終い確実なサクラドリーマーは障害次第で一発も。

 (6)メムロボブサップは久々で一線級が相手の特別戦と厳しい条件だったことを考えれば前走7着は仕方のない結果。ひと叩きされて、体調の方は確実に上昇している。別定条件でトップハンデを背負うが、斤量差はばんえい大賞典と同じだし、克服可能。この中に入れば実力、実績ともに上位の存在。三冠制覇へ向けて負けられない。

 (2)アオノブラックは前走2番手とはいえ、オープン馬相手の特別戦。結果6着も710キロをひと腰でまとめて大きく崩れなかったことは評価できる。今回は重賞で更に増量されるが、障害に関しては自信を持っているし、ひと腰も可能。一冠目のばんえい大賞典は3着に敗れたが、昨年度ヤングチャンピオンシップの覇者で世代戦なら互角以上にやれる。勝ち負け期待。

 (8)インビクタはここも先手を奪えそうな組み合わせで、持ち前の登坂力を存分に生かせる。あとは決め手を欠く面があるだけに、終い踏ん張り切れるかがポイント。降りてから我慢できれば前残りのチャンスは十分にある。

 (3)ジェイカトレアは昨年度は牡馬相手に歯が立たなかったが、今季ここまでばんえい大賞典5着、はまなす賞4着、前哨戦の秋桜賞では4着と3歳限定でも差のない走りを続けているし、地力強化が目立つ。障害巧者で一気に増量される荷物も克服可能。警戒が必要。

 (4)サクラドリーマーは近2走課題の障害をともにひと腰でまとめて(3)(1)着と上々のレースぶり。今回は斤量が増加されるだけに、障害がカギとなる。終いは確実に脚を使える馬。障害さえ早めに降ろせれば一発が狙える。



※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。


馬単 6→2 6→8 6→3 6→4
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