おすすめ注目レース
■2020年1月17日
まんさく特別A2サラ系一般 別定(名古屋)
粘り腰 モズオラクル
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之

 得意の笠松とはいえ、重賞で、しかも行き切れず内の3、4番手で流れる形になりながらヒモ争いに残ったモズオラクル。あれを見せられてはもう認めないわけにはいかない。この日程でも。つぶしがきくのはヴェネトのほうか。先行争いを見ながら競馬できるのがいい。ヴェアリアスサマーはやはり逃げがベスト。となるとモズの存在が厄介になろう。ミラクルシップコウエイワンマンはある意味、自身との闘いに打ち勝てば台頭可能。

 モズオラクルは逃げると驚異的な粘りを発揮する馬が、行けなかった重賞で踏ん張ったのならもう目が離せない。強行軍もお手のものだ。「とにかくタフ。加えて、ここへきて馬力も上げていますからね。以前よりスタートも鋭くなりましたし、ここも楽しみです」。

 ヴェネトは中央5勝はすべて芝だが、ダートでも地方のオープン下ならといったところを見せている。兄弟子に乗り替わって決めにきたか。「順調にきているし、馬体重もこれくらいでちょうどいいのでは。実績からすればもっとやれていい馬だし前々の競馬なら違うはず」。

 ヴェアリアスサマーは4走前を見ても逃げたほうがいいのは間違いないが、番手抜け出しは中央未勝利の1600m勝ち。外枠なら自在に。「1400mの方がいいけど、相手関係を見て勝ち負けになると判断して使うことにしたんだ。自分の競馬ができればかな」。

 ミラクルシップは昨年、年明けから3連勝でオープン勝ちは鮮烈だった。今年は久々だが、4カ月ぶりでも差のない競馬をしたことがある。「間はあきましたが、いいころと変わりない状態にあります。差のない相手だと思いますし、距離も悪くありません。あとは流れ次第ですね」。

 コウエイワンマンは気負って乗り難しい面を見せるが、エンジン性能はオープンでもと思えるもの。2組ならうまくなだめていければ。「東海ゴールドカップでもまずまずの走りをしたように出来は悪くないけど、乗り難しさを抱えているからなあ。何とも言えない」。



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馬単 3→4 4→3 3→9 9→3 3→7 7→3 3→5 5→3
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