おすすめ注目レース
■2020年6月4日
第58回 六甲盃重賞1 4歳以上登録馬サラ系4歳以上 定量(園田)
兵庫の絶対王者タガノゴールド微塵も隙なし!
"全国公営競馬専門紙協会 競馬キンキ 伊藤孝平"

今年から6月頃に移行となった伝統長丁場重賞の六甲盃(昨年は変則で2度実施)。今年は他地区から5頭の参戦、地元勢は王道路線常連馬に加え成長著しい上がり馬も出走と豪華メンバーが集結した。距離は長くとも一瞬たりとも目の離せぬ熱戦に乞うご期待。さて本命は兵庫競馬の現王者タガノゴールド。今年に入ってからの地元重賞2戦がまったく隙のない完勝劇。またも進化を遂げた中でベストの長丁場戦とくれば信頼は揺るがない。オグリキャップ記念上位組の序列は2着馬キャッスルクラウンを最も評価。道中の距離ロスを思えばより強い内容だったのはこちらで、優勝馬マイフォルテは当時同様インに潜り込めるかが焦点に。実績馬エイシンニシパメイショウオオゼキ、距離得意アッキーも虎視眈々と上位を狙う。

タガノゴールド…今年の白鷺賞、兵庫大賞典ではいずれも先行しながらタメを作り、直線で力強く伸び切る完璧な内容。9歳を迎えながら昨年以上に二の脚の速力が増したことで、レース振りにまったく隙が無くなった。昨年2度施行された六甲盃を連覇、ダイオライト記念入着など長丁場戦は望むところで、ここも不動の主役。

キャッスルクラウン…2走前のオグリキャップ記念は結果こそ惜敗に終わったが、終始外を回りながら2500メートルを踏ん張りきったのだから内容的には負けて強し。当時同様の外枠なら再度先行競馬からしぶとさを存分に生かせる可能性が高く、タイプ的に追える鞍上を迎えた点もプラスに作用しそう。

マイフォルテ…レースで集中し切れなかった面が徐々に改善され、6歳を迎えた今年に完全覚醒。直近4戦連続上がり最速をマークと決め手に関しては本命馬をも脅かすほどで、焦点はここ一連のレース同様に素早く好位のインを確保できるかのみ。

エイシンニシパ…タガノゴールドにはやや水を開けられている近況だが、それでも重賞戦線で常にハイレベルなレースを続けている。ただ六甲盃は過去2回挑みいずれも着外と距離不安が拭えないだけに、ここは外枠から如何にコースロスなく立ち回れるかがカギに。

メイショウオオゼキ…ひと頃と比べると近況は勢いに欠けるが、前走に関しては不得手な外回りとなったことも敗因のひとつ。3走前の新春賞では内々を捌いて好走を果たしており、内枠を利してロスなく運べるようなら浮上も十分。

アッキー…昨年11月の金沢、北國王冠ではゴールドにこそ完敗も、長丁場を耐え抜く豊富なスタミナは存分に発揮してみせた。金沢よりも馬群がバラけにくい園田では若干レースがしづらいが、早め仕掛けからタフさを生かすレースが叶えば上位進出まで可能。



※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。


馬単 2→12 2→6 2→11 2→4 2→1
 初心者にオススメ!AI予想