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■2020年9月22日
第35回畜産フェア特別B1サラ系一般 定量(笠松)
B級負けなし ファビラスヒーロー
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之

くろゆり賞では重賞の壁にはね返されたファビラスヒーローだが、自己条件に戻って即、結果。あれならB-1特別でも楽しみ。まさかの4着で大波乱を逆演出したペイシャマキアージだが、あれだけで評価は下げられない。筒井騎手はファビラスに乗ったが、岡部騎手に依頼するあたりあきらめてないようだ。次位グループのラインジュピターナオアンドユリメモリージュネスらは展開ひとつの差。

 ファビラスヒーローは出遅れて中団からも、大逃げの2着馬を捕まえに行くまた違う姿を見せてくれた。距離短縮はプラスのはず。「併せ馬ではアオられてしまったが、動きを見ても引き続きハイレベルな状態。もう少し距離は欲しいが、地力で何とかなるのでは」。

 ペイシャマキアージは前走が案外だったが、あれだけで評価は下げられぬ。1400mに戻って見直したい。「前走は追って案外だったけど、血統背景や戦歴からみても短い距離の方が合う感じ。うまく立ち回れば遜色ないはずだよ」。

 ラインジュピターはモタれたりズブさを見せたりと乗り難しさはあるが、スムーズなら前走をご覧の通り。持ち時計もある。「毎レース試行錯誤の現状。前走できっかけはつかんでくれたと思うが、ずいぶん層は厚くなった。力試しになりそうだね」。

 ナオアンドユリは離された3着だが、2走前はフロックではなさそうである。1勝クラスでモマれて成長したか。まだ追う手。「ローテ通り至って順調。それほど反応のいい馬じゃないが、前走もそれなりの脚は使えていたし、流れが向いてくれれば」。

 メモリージュネスは年を取ってもうひと押しが課題になってきたが、前走みたくどんな競馬でもできるのは強み。今度は前々で? 「この馬なりにきているよ。まあ展開に左右される馬だし、体調も日替わり。相手も骨っぽいから恵まれないと」。



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馬単 7→4 7→2 7→11 7→1 4→7
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