2開催前の同距離、同条件の1、2着馬、サンライズフルメン、オンワードマリーはもちろんいいところだと思うが、前者は差す競馬だと圧倒的ではないし、後者は年を重ねて詰め切れないことも増えてきた。1着という観点からすると前で運ぶサンライトかゴールドリングのほうがいいような気がする。以下のメンバーは前出馬たちの凡走待ちだが、一頭挙げるとすれば2走目スマートサーブルか。
◎(2)サンライト……2カ月ぶりも危なげない逃げ切り。中央1勝はダテでないようだ。距離は延びるが、楽しみは持っていいと思う。「体調に合わせて無理のないローテを組んでいるだけで、たまたま1800mになった。ジョッキーの話ではハナじゃなくても番手まではOKとのこと。距離はこなすとみているよ」。
○(4)ゴールドリング……そういう相手だったとはいえ逃げればひと味違うことをあらためて示した前走。少しあいたが、この距離でも。「1600m以下のレースを使いたかったが、番組に恵まれなくてね。体調うんぬんで待っていたわけではないので、ここは距離適性だけだろう」。
▲(3)サンライズフルメン……何なら行けそうなメンバーだったが、最近の走りを生かす競馬で抜け出した。ひと皮むけた感あり。V3も。「当初は他馬を気にする気性だったこともあり先行一手だったが、今は脚質に幅が出て融通は利く。距離相性もいいし、折り合って行ければ楽しみ」。
△(1)オンワードマリー……以前ほどの安定感はないものの、前走ぐらいの芸当はまだまだ可能。引き続き相性のいい距離なら追いかける手だ。「まだ体調は維持できている。牝馬でも夏場は苦手なので、今のうちに頑張りたい。距離相性の良さでどこまで」。
×(5)スマートサーブル……まあ順当な着順とはいえ、3着にあと少しだった前走。休み明けだったことを考えれば、前進があっても不思議ではない。「毛づやなんかはひと息の面があるように良化途上だが、それでも初戦は及第点の走り。昨年の感じだと暑さには弱いので、今のうちに頑張っておきたい」。
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馬単 2→4 4→2 2→3 3→2 4→3 3→4 2→1 4→1 2→5 4→5