おすすめ注目レース
■2021年7月29日
丹波篠山デカンショ特別(園田)
距離適性抜群ペルチャン古馬相手でも通用
"ケイバブック 中村 龍海"

 3歳馬でただ一頭の参戦(9)ペルチャンを推す。勝ち味に遅かったタイプが当距離に路線変更後2連勝。唯一負けた前走も勝ち馬のレベルを思えば悲観するものではなく、持ち時計から考えても古馬相手が壁になる不安は一切なし。強力ライバルは兵庫生え抜き4歳馬(3)ハリオアマツバメ。トータル実績を思えばペルチャンよりも断然格は上。安定度もピカイチだが、まだ手応えほど伸び切れない面への不安が拭えず対抗評価に置く。(1)ダウンタウンスピカは強力同型の存在が厄介も、内枠であれば5走前のように控えても何ら問題ない。前走通り発馬が決まるようなら距離短縮が魅力となる(2)エイシンシャンツェ、まだ出脚が戻り切らずとも寄せは確実な(4)ムーンコムレード、休み明けは却って良い方に出そうな(8)トーセンシルバーまで押さえる。

◎(9)ペルチャン…前走負けた相手エイシンリボーンは次走古馬B級で5着に敗れたが、これは出遅れが堪えただけ。元々はJRA交流戦を圧巻のタイムで制した馬であり、ペルチャンにとっては負けも仕方なかった相手といえる。ペルチャン自身は3走前に同日の古馬A1戦よりも速い勝ち時計をマーク。そこから図っても初の古馬戦で地力が劣る不安は一切ない。

○(3)ハリオアマツバメ…重賞2着の実績を持ちながらトータルで1着数より2着数の方が多いのは、手応えのわりに伸び切れない面があるため。ただ前走2着に関しては単純に休み明けが響いたことも事実で、実際に前走時の追い切りは好調時に比べひと息だった。今回は馬なりで楽々好時計を叩き出す本来の動きが戻っており、状態の上積み見込めばやはり勝ち負けは必然。

▲(1)ダウンタウンスピカ…一連のレース振りから逃げがベストは言うまでもないが、5走前勝利時が好位に控える競馬だったように、内々で折り合いが付けば逃げ以外でも問題なく力を出せる。近2戦は早めからプレッシャーを受ける厳しい展開ながら僅差、走りのレベルも高い。

△(2)エイシンシャンツェ…兵庫移籍後は発馬難に悩まされてきたが、ゲート裏で尻尾を持った前走では見違えるほどの二の脚で先手奪取。JRA新馬勝ちの内容をそのまま汲み取れば短距離を先行する競馬がベストと思えるだけに、この距離で再度発馬が決まるようなら一気の変わり身があっても驚けない。なお仕上がりは及第点。

△(4)ムーンコムレード…陣営談ではここ最近カイ食いがよくないとのことで、おそらくその点が出脚の鈍さに繋がっている印象。ただ前走では不得手な差し競馬でも小差でまとめているように、能力そのものは上位。完調手前でも軽視はできぬ存在。

△(8)トーセンシルバー…デビュー以来3か月以上の休養は今回が初めて。ずっと休みなく使っていただけにこの休養はいい方に出てもおかしくない。直前のゲート試験では上がりに向いてから反応よく駆けており、一連の実績を加味しても注意が必要。



※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。


馬単 9→3 3→9 9→1 1→9 9→2 9→4 9→8 3→1 1→3
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