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■2022年8月11日
第34回 ブリーダーズゴールドカップ(門別)
3歳ダート女王グランブリッジが連続重賞制覇へ
"ケイバブック 對馬大樹"

【中央所属馬の評価】
(7)キムケンドリームは3走前に中央3勝クラスで勝利を挙げたが、マーメイドS、スパーキングレディーCはいずれも二桁着順。重賞とはいえ、牝馬戦であの内容では評価ダウン。

(10)グランブリッジは今年の関東オークス優勝馬。4走前に未勝利を勝ったばかりだが、その後の地力強化には目を見張るものがある。古馬と初対戦でも一線級不在なら連続重賞Vに期待。

(2)テリオスベルはマーキュリーカップ(JpnIII)で0秒1差2着。重賞初制覇は逃したが、直近3走の内容に目下の充実ぶりがはっきりと見て取れる。距離も不安はなく、優勝候補の一頭。

(3)ハギノリュクスはダートで4勝。2勝クラスでは、昨年のブリーダーズGC2着馬リネンファッションを破っている。休み明け2走は芝レースで参考外。叩き3走目のダートで変身警戒。

(6)プリティーチャンスは昨年のクイーン賞(JpnIII)3着、今年もエンプレス杯(JpnII)、マリーンカップ(JpnIII)で連続5着。牝馬戦なら重賞でも力の差はないし、今回の相手なら勝機十分

【他地区所属馬の評価】
(11)サルサレイアは2度目の門別だけにコース自体に不安ないが、エンプレス杯で5着のプリティーチャンスに1秒以上負けている。JRA相手のダートグレード競走では入着が一杯か。

【北海道所属馬の評価】
(8)ネーロルチェンテは前哨戦のノースクイーンカップを優勝し勢いに乗っての挑戦。今年のメンバーを考えると、昨年以上(5着)の走りを期待したいが、ベストは1800。2000が鍵になりそう。

(9)ノットイェットは中央2勝クラスで3戦連続で二桁着順と足踏みが続いたが、転入緒戦で2000への適性を感じさせた。前回同様、渋化馬場ならこのメンバー相手でも出番があっていい。

(12)ニーズヘッグはノースクイーンカップでネーロルチェンテに完敗。中央3勝の実績は認めるが、前走以上に相手が揃った今回は強気になれない。

(1)ソーディスイズラヴは今季地元の条件戦で4着が最高。年齢的にも大きな上積みが見込めないし、苦戦を覚悟。

(4)クレモナは姫路で2000を経験しているが、条件戦で相手関係も楽だった。重賞のここで一変まではどうか。

(5)バブルガムダンサーは今季緒戦を勝ち完全復活に期待がかかったが、その後が苦戦。まだ本調子とは言えない。

【解説者の予想】
ブリーダーズゴールドカップが牝馬限定競走になって、今年で9年目を迎えるが、過去8年、JRA勢が1~3着を独占。今年もメンバーを見る限り、その牙城は崩れそうにない。(10)グランブリッジは関東オークスを制した3歳ダート女王。まだ6戦のキャリアだが、JpnII競走を勝っているように実力は確か。一戦毎に成長しているし、古馬と初対戦でも重賞2連勝の期待がかかる。マーキュリーカップで牡馬と五分に渡り合い、重賞でもやれることを証明した(2)テリオスベル、ダートグレード競走の経験が豊富で牝馬重賞では毎回上位を争っている(6)プリティーチャンスも今回はチャンス十分。休み明けを2度叩いて、得意のダートに戻った(3)ハギノリュクスも軽視禁物。2000メートルへの適性が高そうな(9)ノットイェットが押さえ。

◎(10)グランブリッジ
○(2)テリオスベル
▲(6)プリティーチャンス
△(3)ハギノリュクス
△(9)ノットイェット



※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。


馬単 10→2 2→10 10→6 6→10 10→3 10→9