おすすめ注目レース
■2023年6月1日
第27回 北海道スプリントカップ(門別)
59キロでも王者ダンシングプリンスの2連覇に期待
"ケイバブック 對馬大樹"

【中央所属馬の評価】

(7)アイオライトは今年5月の栗東Sで完勝して通算6勝目をマーク。まだ重賞勝ちはないが、目下の充実ぶりと得意の1200メートルなら、ここでも通用して不思議はない。一発十分。

(1)ケイアイドリーの直近5走は(5)(1)(1)(8)(2)着だが、崩れたのは1400メートル戦だけ。OP特別2勝と東京スプリント2着はいずれも1200メートル。今回はベストの距離だし好勝負に期待。

(2)ジャスティンはドバイ帰りになるが、早めに函館に入り調整。海外遠征の疲れもなく順調に来ている。昨年のクラスターカップでダンシングプリンスに先着しており、地力は見劣らない。

(6)ダンシングプリンスは昨年のこのレースの覇者。その後、JBCスプリントも制してダート短距離王に輝いた。サウジ帰りになるが、昨年と同じローテなら不安なし。負担重量59キロでも王者の力を信頼。

【ホッカイドウ競馬所属馬の評価】

(6)スティールペガサスは昨年の道営スプリントを制した地元最強スプリンター。前哨戦のエトワール賞も完勝。昨年より一段とパワーアップしている今ならDG競走初優勝も夢ではない。

(8)スマートアヴァロンは人気薄のエトワール賞で3着と好走。11歳という年齢を感じさせない走りを見せたが、今回は中央の一線級が相手。前走以上に強敵揃いでは恵まれても入着まで。

(9)ホッコーライデンは転入緒戦でA1下特別を快勝。勝ち時計もエトワール賞の勝ち時計より0秒3遅かっただけ。門別の馬場も合いそうだし、一線級相手でも立ち回り次第で浮上あり。

(5)フジノパンサーは2019年、2020年、2022年に続き、4度目の北海道スプリントカップに挑むが、過去3度は(7)(9)(9)着と完敗。地元馬同士では大崩れはないが、交流戦では評価ダウン。

(10)ジャスパーシャインは追い込み一手の脚質で展開に左右されるのがネック。外枠を引いたのは好材料だが、JRAの一線級相手では理想の展開になるかどうか。強気にはなれない。

(3)スペシャルエックスは唯一の3歳馬だが、2歳時にJpnII兵庫ジュニアグランプリで2着に粘ったように実力は確か。古馬相手でも53キロならスピードで見劣らない。大穴はコレ。

【解説者の予想】

 昨年このレースを優勝して、JBCスプリントも制した(4)ダンシングプリンス。今年の負担重量は59キロとメンバー中では最も重いが、得意の1200メートルで鞍上も昨年手綱を取った落合騎手なら同馬の力を存分に発揮できるだろう。2連覇に期待。(1)ケイアイドリーは東京スプリントで金星を逃したが、勝ちに等しい2着だった。直近5走を見ても1200メートルでは(1)(1)(2)着と10割連対。この安定感は信頼できるし、今のデキなら逆転も十分。地元勢では前哨戦のエトワール賞を完勝した昨年の道営スプリント優勝馬(6)スティールペガサスに注目。オープン特別とはいえ、前走好内容で勝利を挙げた(7)アイオライト、海外遠征が続いたが、地力上位の(2)ジャスティンも上位候補。

◎(4)ダンシングプリンス
○(1)ケイアイドリー
▲(6)スティールペガサス
△(7)アイオライト
△(2)ジャスティン



※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。


馬単 4→1 1→4 4→6 6→4 4→7 7→4 4→2 2→4