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■2017年2月20日
トサミズキ特別(笠松)
勝ちっぷりいいマイネルボールド
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之

 ひとマクリで8馬身差。しかも1分27秒1の好時計で勝った直後のBー1特別ではマクれず4着に終わったマイネルボールド。今度は3馬身差だが好位抜け出しで楽勝だった。あんなレースができれば安心して見ていられる。同じ1400mだし、鞍上も2走目で結果を求めたい。強敵はその4着だった1月9日戦でクビ差2着のワイルドジークに3着エニシイチダイシャドウキングマンミツアキダイチャンも虎視眈々。

 マイネルボールドは4走前が圧巻の強さ。ポンポンとはいかなかったが、前走のような競馬ができれば信頼度も高まるはずだ。「久々に会心の競馬ができたね。ここ数戦は単に展開や馬場が向かなかっただけだと思うし、この条件でもやれるはず」。

 ワイルドジークは前走からして行けぬとそうでもないかもだが負けなかったわけだし、敗れた2走前Bー1もクビ差。まだ追いかけるべきだ。「疲労感があったのでひと息入れた格好。調整の難しい時季だが、本数も乗れて好調時の動きが戻った。距離も合うし、楽しみ」。

 エニシイチダイは決め手に磨きがかかればなおいいが、現状でもレース巧者ぶりを存分に発揮している。特別にもメドはつけているので。「メンバーがそろうと切れ負けしているが、ずっと上位争いはできている。馬の状態もいいし、立ち回りのうまさで頑張ってくれないかな」。

 シャドウキングマンは4走前の特別が案外だったが、どんな競馬でもできる馬なのでもう少しやれても。顔ぶれが変わって見直したい。「勝ち組で生きのいいのはそろったが、ここ目標に仕上がりは順調。気分次第の馬だが、道中の折り合い次第で楽しみもありそう」。

 ミツアキダイチャンは休み明けは少々モタついたが、前走はスッと番手につけてサッと抜け出した。実力馬がきっかけをつかんだとなれば。「前走くらいは走っていいが、ズブさを感じる昨今。今回もいい枠を引き当てたが、1400mで流れに乗れるかどうかだね」。



※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。


馬単 3→1 3→4 3→6 3→8
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