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■2017年5月23日
金沢城賞(金沢)
前走重視の見解でスマートダイバー主力
西村 直哉

前走当地で行われた交流戦で2着健闘したスマートダイバーが中心。3走前にも笠松での交流戦で2着しているように交流戦は2戦2連対と好成績を残しており、中央でも安定駈け。ここは新馬戦以来久々の勝ち星に手が届くチャンスと見たい。中央成績ではスマートに引けを取らないマルクデラポムが逆転候補。交流戦で好成績を挙げているツーエムカイザーショークールも上位有力。地元勢では中央実績格上トウショウギフトに期待。

◎は(9)スマートダイバー。前走の当地交流戦・金沢犀川賞では勝ち馬の決め手にこそ屈したものの、一旦は抜け出し2着を確保した。今度はコース二度目の上積みも十分見込めるし、順調な臨戦過程も好材料。前に付け自分の競馬ができれば4年ぶりの勝ち星も射程圏。

○は(4)マルクデラポム。今回が初の交流参戦となるが、幅のある脚質で距離的な守備範囲も広い。ややムラ駈けの傾向はあるものの二、三走前では連続入着しており、近戦内容の比較からも具合の良さが窺える。千五以上の距離は久々だがそれさえ克服できれば単争い。

▲は(5)トウショウギフト。今回が当地転入緒戦となるが、既に8歳とはいえ中央では4勝を挙げ準オープン格にまで上り詰めた実績馬。長らく千七以上の距離を中心に使われており千五の流れへの対応は懸念材料だが、緒戦でいきなり格の違いを見せつけても驚けぬ。

△は(12)ツーエムカイザー。昨年10月以来約7ヶ月ぶりの実戦になるが、2年前初勝利を挙げた当地での交流戦時も2ヶ月半の休み明けだった。交流戦実績に加えて五百万下でも1勝を挙げており、実績・実力を考えるとここでも決して侮れない存在。

注は(7)ショークール。前走浦和で行われた交流戦では追い込んでの2着だったが、昨年8月に未勝利を脱出した時は二番手からの競馬で競り勝っており、先行力も兼備しているのはここでは大きな持ち味。



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馬単 9→4 4→9 9→5 9→12
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