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■2018年10月18日
第42回 岐阜金賞(SP1)3歳 ・オープンサラ系3歳 別定(笠松)
笠松でも サムライドライブ
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之

 新設・園田オータムトロフィーを勝って意気上がるクリノヒビキ、サラブレッド大賞典も勝った金沢2冠馬アルファーティハ、前出園田AT2着で大井で期間限定騎乗中の佐藤騎手が駆けつけたオータムヘイローら遠征馬に、エマブルームアリイタヤスと転入後無敗の馬はいるが、自身の力さえ発揮できればサムライドライブが逃げ切ってくれるはず。使った上積みもあるので。

 サムライドライブは秋初戦もこれまで通り寄せ付けなかった。前走後も至極順調。初コースが気にならなくはないが、まともならここもひとり旅だろう。「13日の追い切りの動きには満足しています。今回は初めての出張で普段より長めの輸送と初馬場でのテンションが鍵になりますが、馬体重は440キロ台を維持できていれば自身の力は出せるはず。脚抜きのいい笠松は適していると考えています」。

 クリノヒビキはソラを使うからかホライゾネットを着用。前走は遊ぶ面を出さず、兵庫ダービー馬を破った。まじめに走りさえすれば。「前走は最後まで集中力を保って走れた好内容の勝利だったね。前走後はすぐに乗り込みを開始できて順調そのものだし、涼しくなってさらに活気が出て上積みも十分に感じ取れる。精神面も成長してきたので初馬場や距離は心配していないし、鞍上が連続騎乗なのも心強いね。前を引っ張ってくれる有力馬がいた方がこちらもプラス材料。好勝負に持ち込める自信はある」。

 アルファーティハは新設・石川ダービーとサラブレッド大賞典の金沢2冠馬。他流試合での力関係がどうかだが、思い切った動きがハマれば。「ハーキマーダイヤと違い、前に行って競馬をするタイプ。金沢では早めに先頭に立って石川ダービーとサラブレッド大賞典を勝っているし、今回も同様の戦法を予定している。笠松の形状や砂も合っていると思うから、相手次第だろうね」。

 オータムヘイローは中央新馬勝ち。わずか3走でトレードとなったが、熱いうちに地方へ来ただけはありそうだ。この2走が(1)との力関係ではない。「テンの入りが速かった割には最後までしっかり動けていたし、時計も出た。上々の動きだった。前走はクリノヒビキよりも先に動く形になって差されてしまったが、今度は逆パターンの展開もあるのではと思う。相手はそろうが、頑張ってほしい」。

 エマブルームはまだ2組までだが4戦4勝。競馬がうまく、小回り、地方の砂もこなしている。距離は望むところのはず。この相手でも!? 「絶好調だよ。今が充実期で力が備わってきたが、これだけ相手が強くなってはどうかな。力試しのレースになりそう」。

 アリイタヤスは3戦3勝もさることながら走破時計、上がり時計が優秀。中央時は芝ながら1800m中心だっただけに距離もこなすのでは。「好時計を連発しているし、距離が延びても特に問題ないだろう。まだ底を見せていないし、重賞メンバーでも結構やれるのでは」。



※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。


馬単 4→1 4→5 4→7 4→3 4→2
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