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全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之
21勝中、逃げて20勝を挙げているウォーターディル。逃げがベストなのは違いなく、オトコギの存在は厄介だが、オープン特別２勝の実績はここでは一歩リード。大きいところを目指すなら２番手でも何とかできるようにしないと。オトコギ、ウォーターディルのいずれか、あるいは両方が止まればアスタークライ、ブランニュー、サムライドライブが浮上する構図。
ウォーターディルは前走はひと息後というより速い同型僚馬がいて行けなかった展開だろう。オープン特別勝ちのある馬だ。行き切れれば。「手替わりしたが特に影響はないようで、悪くない仕上がりだと思う。それよりも問題は展開面。逃げ限定のタイプだけに、他馬との兼ね合い次第になるだろう」。
オトコギはあれだけやり合えば仕方ないが、行った方がいいのも間違いない。1600ｍなら余計にハナがいい。少々の無理は覚悟の上。「前走は激しいレースで息切れしましたが、特に反動もなく安定した状態です。今回も逃げに徹して自分の競馬を心掛けたいと思います」。
アスタークライは得意の距離だったが、馬場や流れが向かなかった。今開催の方がいくらかマクりやすそうだ。それならば。「連闘を避けたまでで、しっかり乗ってきたから仕上がりはいい。この馬なりに動ける状態だよ」。
ブランニューは７歳になっても末脚はきっちり繰り出せている。今回は最上級の２組だが、もちろん問題ないので。「追い切り日は馬場の状態が悪かったからいくらか手控えたが、乗り込みは足りているし状態は悪くない。展開が向けばかな」。
サムライドライブは馬群の中での競馬で２着はまた一歩前進か。この顔ぶれなら柔軟に立ち回れる部類だし、引き続き攻め馬も好感触なら。「追い切りの動きは良かったですしこの中間も順調にきています。ここはいい結果を残したいですね」。
※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
馬単 7→3 3→7 7→6 3→6 7→5 3→5 7→2 3→2
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