おすすめ注目レース
■2022年9月29日
パンジー特別A2サラ系一般 定量(名古屋)
うっ憤を晴らす ダノンボヌール
"全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 尾原友和"

 転入新馬あり、前走で重賞を使った馬あり、昇り馬ありと、ステップが様々で普段とは若干様相が異なる。戦力比較が難しい一戦だ。このメンバーの中で是非とも馬券を買いたいのはダノンボヌール。前走の昇竜戦ではスローの一団競馬で内々で身動きが取れず、直線半ばでようやく進路を確保したが時すでに遅し。脚を余して0秒3差4着に敗退した。鞍上の大畑騎手は他にもお手馬があったがこの馬を選択。陣営の今度こその意気に応える覚悟だろう。これに続くのはネオトリニティー。GDJの秋桜賞ではさすがに相手強くしんがり負けを喫したが、2走前のA2特別では2番手から抜け出して3馬身差の快勝劇を演じている。内を見ながら運べるいい枠を引いたし、今津博厩舎の代打として高確率を誇る今井騎手が巧みに導くか。これら以外では得意の1500mでひと押しが可能なコトブキハウンド。転入新馬3頭もいずれも実力派で新天地での活躍が見込まれるが、ダートで良績を残してきたマイティバローズコウエイスーシェフに注目してみた。あとは穴っぽいところでシンフジ。果敢に挑戦したベイスプリントでは内枠で出遅れて0秒8差に追い上げるのが精一杯だったが、転入初戦の内容から1500mは合うはず。ここへ希望出走してきた陣営の英断に乗ってみる手はありだろう。

ダノンボヌール(10)…ここ3走は距離不足、交流重賞、包まれる不利と敗因は明白で、状態自体は安定しており、いつ走ってもおかしくない情勢。前走が前走だけに今度は外を回すことになる?が、4~5走前に連勝した鞍なら十分にお釣りがきそう。

ネオトリニティー(8)…臨戦過程からすると秋桜賞のしんがり負けは意外だが、そのぶん切り替えも早かったか。中間の攻め気配から出来落ちの心配はない。11月の金沢・お松の方賞を視野に入れると聞くし、地元馬同士の適鞍で無様はできまい。

シンフジ(1)…ベイスプリントは920mの内枠で出遅れては挽回は難しかったが、それでも0秒8差8着に食い下がった。転入初戦はハイラップを追い掛けて1700mのぶんバテたが1500mならと思わせるもの。希望出走してきた陣営の狙いを汲みたい。

コトブキハウンド(6)…直近5走で馬券圏外に去ったのは3走前の920mだけ。かつては1400m専門(新コースは1500mが該当)だったが、今では1700mでも好勝負を演じている。ただ、もう一段上の走り、着順を求めるなら1500mだ。まだ追う手か。

×マイティバローズ(3)…兵庫B1勝ちがあれば通用していい。峠を越しての転入ではなく、実際、追い切りの動きも良好だ。坂口厩舎が丸野騎手を配してきたあたり、期待の大きさが分かるというもの。初戦こそが馬券的な妙味かもしれない。

×コウエイスーシェフ(4)…南関東B1勝ちは昨年6月で、今期は4戦のみ。実績を鵜呑みにしていいか迷うところだが、追い切りでは併走馬をアオる動き。叩き3走目のローテでもあり、初戦から力を発揮してきて不思議はない。



※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。


馬単 10→8 8→10 10→1 1→10 10→6 6→10 10→3 10→4
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