30日(木)の園田競馬メイン第11レースに「初桜特別」(A2、園田競馬場1400メートル)が行われます。
地元デビュー馬を上位に置きました。軸は目下2連勝でクラス据え置き◎6 ブルーウィザード(牡4、野田忍厩舎)です。2歳テビュー勝ち、JRA認定戦を連勝後に初めて重賞の園田ジュニアカップに挑戦。好スタートから主導権を奪ってノブタイザンに半馬身差の2着に踏ん張りました。アサクサセーラ(現A1)、シュエット(翌年の菊水賞馬)には先着しました。しかし、3歳時は菊水賞(5着)、兵庫ダービー(10着)に出走しましたが、未勝利に終わっています。4勝目が4歳になった今年初戦のB1です。2番手から直線で先頭に立って1番人気ジョウショウキセキをクビ差抑えました。前々走のB1でもまたまた1番人気だったジョウショウキセキに1馬身半差の完勝です。そして、前走A2昇級初戦は逃げた船橋から転入初戦スマートエビデンスを4コーナーで捕まえ2馬身差を付けて連勝しました。そのレースでも1番人気ドリームポリーニの7連勝を阻止しています。連勝のレース内容から本格化の兆しです。一気に3連勝でオープンA1昇級を決めそうです。
対する○9 ニシノイーグル(牡9、大石省三厩舎)は重賞3勝(園田金盃と新春賞)馬です。勝ち星は14年の新春賞から3年余ありませんが、昨年12月から6戦して2着4回(B1、A2各2回)です。大外枠も味方して鋭い末脚を見せます。
13年の園田ジュニアカップ馬▲7 トーコーポセイドン(牡6、吉行龍穂厩舎)が太め残りの前走B1を逃げ切ってA2に戻ってきました。A2で過去2勝の実績馬で今回も逃げるとうるさい存在になります。
☆3 スマイルプロバイド(牝4、飯田良弘厩舎)は3歳時に園田クイーンセレクションで初タイトルです。その後は昨年9月にB1を逃げ切ってから未勝利ですが、近2走は折り合いの競馬でA2を2、3着と善戦しています。
ほか、A2昇級後4走を大きく崩れていない△2 エンジェルミディ(牝6、尾林幸二厩舎)、巻き返しを期すドリームポリーニ(牡5、玉垣光章厩舎)などが続きます。
<おすすめの買い目>
馬単(ボックス) 6・9・7・3・2(20点)
3連単(ボックス) 6・9・7・3(24点)
(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)