3月31日(金)の名古屋競馬メイン第10レースは「枝垂桜特別」(A級2組、名古屋競馬場1400メートル)。
上位馬の評価差わずかも、差し脚好調な◎4 ブランニュー(牡5、宮本仁厩舎)から狙うのがベターだ。1月にA級昇格後も【3・1・0・2】と好勝負を演じるように、セールスポイントの末脚は依然、好ムード。馬券貢献を外した2走はともにオープン特別で仕方がない。勝ち星3勝はいずれも3組で挙げたものだが、手ごろなメンバー構成にもなった今開催の2組。さばきやすい8頭立ても好都合。1月以来、久々の7ハロン戦でも当然期待がかかる。
実績はオープン特別でも勝利がある○2 トップフライアー(牡8、今津博之厩舎)が断トツ。ただ、最近2回は脚部不安から連続して出走取り消し。実戦から4か月半離れた復帰戦となって、仕上がり度が当然ポイントになりそうだ。追い切りの動きや気配から仕上がり途上は否めないが、強敵の先行ライバル不在のうえ、距離もベストの1400メートル戦。2組でもあり、ゴールまで自慢の快速さで突っ走っても不思議ではない。
同タイプの先行馬が少ない上、手ごろな頭数で、スムーズに流れに乗った競馬が可能な▲3 ニホンピロマイティ(牡7、井上正厩舎)も勝ち負け候補。ごちゃついたレースではもろい半面、すんなりした競馬ではしぶとさを発揮できる。メンバー中、前走2組で最先着を果たしており、チャンスは十分。
また、昨年夏から成績イマイチだった△6 サザンキング(牡6、藤ケ崎一人厩舎)は岡部誠騎手と再タッグ結成した4走前の久々勝利をキッカケに、らしさが戻ってきている。直線の差し勝負に持ち込めば出番がありそうだ。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 4⇔2・3・6(6点)
3連単(フォーメーション) 4→2・3・6→2・3・6 2・3・6→4→2・3・6(12点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)