5月24日(水)の門別競馬メイン第12レースは、「第54回赤レンガ記念(H3)」(門別競馬場2000メートル)。
今季初戦の前走コスモバルク記念(H3)を4馬身差で圧勝し、地元重賞8勝目をマークした◎3 オヤコダカ(牡5、米川昇厩舎)。5歳のシーズンを迎え、ますます脂が乗ってきた印象だ。中間の順調な調整ぶりも、前走後の5月4日から21日までで坂路を18本駆け上がっていることが如実に示している。昨年の頂上決戦「道営記念(H1)」でタイムビヨンドに差し切られたように門別2000メートルは正直「ベスト」な距離ではないが、H3戦なら押し切れると判断する。
相手もコスモバルク記念で2着に続いた○7 スティールキング(牡4、角川秀樹厩舎)が最有力だろうが、もしも逆転があるとすれば南関東・川崎からの転入初戦馬▲9 ドラゴンエアル(牡6、田中淳司厩舎)だろう。ダービーグランプリ(水沢2000メートル)、報知オールスターカップ(川崎2100メートル)を差し切った重賞2勝馬で、全国を股にかけての重賞実績はオヤコダカに勝るとも劣らないと言っていい。脚部不安を抱えていた馬で仕上がり具合がカギにはなるだろうが、地元の実績上位馬2頭を打ち倒しての転入初戦Vも十分に考えられる。
他馬とは開きがあるとの見解。差し脚ある△1 ワイルドロジャー(牡8、村上正和厩舎)、△5 ジュエルクイーン(牝5、田中正二厩舎)、△8 クラバズーカー(牡5、松本隆宏厩舎)を3連勝式のヒモ穴で押さえる。
<おすすめの買い目>
馬単(ボックス) 3・7・9(6点)
3連単(フォーメーション) 3→7・9→7・9・1・5・8 9→3→7・1・5・8(12点)
(文/ひだか)