重賞レース直前情報
■2019年01月14日
第8回大高坂賞(高知)

1月14日(祝・月)に高知競馬場にて、第8回大高坂賞(4歳以上・1400メートル・18時10分発走予定)が行われます。「黒船賞選考競走」としては3つのレースがありますが、黒船賞と同じ距離で実施されるのはこの重賞だけ。その舞台には8頭がエントリーしてきました。この頭数になったのは、昨年の兵庫ゴールドトロフィーJpnIIIで4着に入ったサクラレグナムの名前があるためかも。それでもメンバー的には上位拮抗といえそうです。

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    過去の傾向
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過去5年の結果からデータをみていく。過去5年とも単勝1番人気馬が勝利。4、5年前の3着馬が6番人気だったのを除くと、3着内馬も3番人気以内となっている。連対馬はすべて、2走前までに勝利があり、3着馬はすべて、3走前までに勝利があった。前年の兵庫ゴールドトロフィーJpnIIIまたは高知県知事賞に出走していた馬が3着以内に1から2頭入っている。

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    出走馬短評
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サクラレグナム 昨春に大井から高知に移籍して、建依別賞を勝ち、笠松グランプリで2着に入るなど活躍。その実力なら、地元所属馬限定戦なら首位争いが必至だ。

コスタアレグレ 前走は船橋に遠征して、先行策から4着に粘り込む好走。2走前には重賞も制しており、地元戦で7戦6勝、2着1回という成績にも注目できる。

バーントシェンナ 前走は先手主張から粘り込んで久々の勝利。とはいえ今回の相手は強力で、展開的にも厳しい戦いになる可能性が高い。

ロードエスペランサ 昨春の高知移籍後から4勝を挙げたが、そのうち3勝はB級以下でのもの。前走はA3クラスで2着に入ったが、距離短縮も含めて強調しにくい。

ヨッテケ 最近の成績はいまひとつだが、昨夏は建依別賞で2着に入線。今回は逃げ先行タイプが多い点がカギとなるが、粘り込みには警戒が必要だ。

ミサイルマン 2走前は後方から差し脚を発揮して勝利し、前走の高知県知事賞では粘って3着。南関東から転入して軌道に乗ってきたようで、ここでも要マークの存在といえる。

コパノチャールズ JRAのダート短距離で1勝し、その後は南関東や岩手、笠松を経て昨春に移籍。高知では大崩れが少ない成績で、この相手でも流れ込みが考えられそうだ。

エイシンファイヤー JRAの芝マイルで勝利を挙げ、その後は園田で4勝。高知では7勝を挙げ、珊瑚冠賞では2着に入っており、ここでも差し脚が届く可能性がある。

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   レースの狙い
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サクラレグナムは今回の顔ぶれならスピード上位で、相手探しとみてよさそう。その筆頭には先行してしぶといコスタアレグレを指名したい。ミサイルマンは2走前の差し脚を再現できれば首位争いに加わりそう。エイシンファイヤーのまくり脚にも警戒が必要だ。ヨッテケは展開的に微妙だが、競らずに先行できれば残り目も。


大高坂賞の出走表はこちら

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