重賞レース直前情報
■2019年03月14日
第42回名古屋大賞典JpnIII(名古屋)

3月14日(木)に名古屋競馬場で、第42回名古屋大賞典JpnIII(4歳以上・1900メートル・16時20分発走予定)が行われます。JRAからはヒラボクラターシュ、テルペリオン、キクノルア、アナザートゥルース、グリムが出走。地方他地区からはマイタイザン(兵庫)が遠征。地元東海地区勢はブランニュー(名古屋)ら6頭が迎え撃ちます。12頭の熱き戦いにご期待ください。

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過去の傾向
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年によって出走馬のレベルに違いがある印象。レースの時点では断言できないが、後にGI/JpnIを狙える素質馬がいるかどうかという点でメンバーを見渡すと面白い。近年の勝ち馬で言えば2016年アウォーディーのように目に見えて勢いがある場合は、おのずと注目が集まることだろう。17年ケイティブレイブは当時4歳という若さにして、地方のダートグレードのキャリアが豊富で前年の浦和記念JpnIIを制すなど実績もあった。この点は人気馬の取捨において重要で、中央のオープン特別や重賞の実績しかない場合は要注意。17年に1番人気で4着に敗れたモルトベーネは、この時地方でのレースが初めてだった。2着、3着候補に関しては、特に実績は問わなくてもいい。地方のレースであれば佐賀記念JpnIIIの好走馬が有力。中央であればオープン特別の総武ステークスが好ステップ。両レースで5着以内に入っていれば、チャンスはありそうだ。

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JRA所属馬短評
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ヒラボクラターシュは前走佐賀記念JpnIIIで重賞初制覇を飾った。オープンクラスに上がってからは相手が強かったチャンピオンズカップGIだけ厳しい結果になった。オープン特別やGIII/JpnIIIクラスでは地力上位で成績も安定しており、前走の勝利も自然と言えるだろう。

テルペリオンは2走前のアルデバランステークスで11着と大きく崩れたが、前走仁川ステークスで巻き返して勝利した。馬体重を元に戻したことが、一変できた要因だろうか。今回は重賞初挑戦になるが、十分勝負になりそうだ。

キクノルアは前走仁川ステークスが12着。オープンクラスでは初めてのレースだったとはいえ、案外な競馬だった。近走では好走と凡走を繰り返しており、不安定な成績となっている。今回は走る順番とも言えるが、果たしてどうなるか。

アナザートゥルースはサウンドトゥルーの半弟。本馬は前走ようやく1600万クラスを勝ち上がった。兄とは違うタイプで、スケール的にもまだまだ及ばない印象だ。古馬のオープンクラスではまだ戦えるメドが立っておらず、どこまで通用するか。

グリムは前走名古屋グランプリJpnIIが3着。チュウワウィザードとミツバを相手にしての結果なので仕方がないか。GIII/JpnIIIであれば力は上位。重賞3勝目を目指す。

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地方所属馬短評
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カツゲキキトキトが不在ということもあり、かなり厳しいメンバー構成。中央馬相手では苦戦必至だろう。

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予想のポイント
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2018年のレパードステークスGIIIではグリムが逃げて1着、クビ差の2着がヒラボクラターシュだった。力の差はほとんどなく、今回も同斤量。かなりの接戦が予想されるが、枠順が対照的な点が勝敗に大きく影響する可能性がある。内めの枠を引いたヒラボクラターシュの方がやや有利かもしれない。テルペリオンはこの2頭を退けることができるか。


名古屋大賞典(Jpn3・指定交流)オープンの出走表はこちら

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