重賞レース直前情報
■2019年03月26日
第56回六甲盃(園田)

3月26日(火)に園田競馬場にて、第56回六甲盃(4歳以上・2400メートル・16時10分発走予定)が行われます。兵庫で唯一となった長距離重賞に出走する12頭は、今年はすべて地元馬。そのなかで前走が1着だった馬は1頭だけですが、長丁場という条件を味方にできそうなタイプには注意が必要だといえるでしょう。コースを2周するコーナー8回の競馬ですから、器用さという面も必要になるかもしれません。

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    過去の傾向
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過去5年の結果からデータをみていく。単勝1番人気は4連対。3年前は5着に敗れたが、その年は2番人気が2着。連対馬のもう1頭は、3から6番人気となっている。前走が重賞だった馬が1頭だけ連対。2走前までに重賞で4から5着に入っていた馬が1頭だけ連対しているデータもある。5歳以下の馬が1頭以上連対。連対馬は、ゼッケン1から4番と7番以降の組み合わせとなっている。

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    出走馬短評
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タガノゴールド 姫山菊花賞を制したあとは善戦止まりが続いているが、そのうち3戦が遠征競馬では仕方ない面も。今回は地元競馬で長距離戦なら、巻き返す可能性が十分ある。

メイショウヨウコウ このレースでは過去3年とも6着から8着までだが、昨年は6着でも勝ち馬からの差はわずか。ひと押しに欠ける感は否めないが、流れ込みなら可能だろう。

エイシンビジョン JRAのダートで4勝を挙げ、2走前の移籍初戦を逃げ切って勝利。前走は先手主張から失速したが、マイペースで行ければ粘り込みがありそうだ。

エイシンミノアカ JRAの芝とダートで各1勝し、盛岡の1000万下交流戦で3勝目。転入初戦の前走は好位のままでの6着では、ここに入ると少々厳しいかもしれない。

エイシンホクトセイ 2歳時は門別で活躍し、その後は大井で1勝を追加。転厩後の3戦は成績的にいまひとつだが、昨年のこのレース3着馬だけにノーマークにはしにくい。

マイフォルテ JRAでは2戦とも大敗したが、兵庫移籍後の地元競馬では12戦10連対。それでも今回が長期休養明けという条件では、苦戦必至といえそうだ。

ヨヨギマック JRAのダート中距離で5勝を挙げたが、2017年以降は大敗続き。兵庫移籍後の3戦もひと押し不足で、ここでも善戦以上までは考えにくい。

クイントゥープル JRA時は芝のデビュー戦での1勝のみで、昨春の兵庫移籍後は3勝。前走はA1クラスで初めて2着に入ったが、さらに相手強化では厳しそうだ。

アリオンダンス JRAと南関東では各1勝までだったが、兵庫では移籍初戦から4連勝。しかしその後はひと押し不足という状況では、強調しにくい感がある。

メイショウオオゼキ JRAの芝とダートで1勝ずつを挙げ、その後は芝中距離で苦戦続き。しかし兵庫移籍後は4戦とも圧勝と、当地の水が合ったようだ。

そのほか、トニーポケット、スナークレッドが出走する。

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   レースの狙い
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タガノゴールドは最近の成績がいまひとつだが、地元競馬で長距離戦なら地力を発揮する可能性が高そう。メイショウオオゼキは転入初戦から4連勝の勢い魅力で、今回も先手主張からの押し切りが期待できる。先行してしぶといメイショウヨウコウにもマークが必要。ヨヨギマックは力量的に微妙だが、しぶとさをいかせる展開になれば善戦の余地が出てきそうだ。長距離が合うエイシンホクトセイが連下の穴。エイシンビジョンはタイプ的に距離延長が心配だが、決め手勝負のかたちになれば一発も。


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