重賞レース直前情報
■2019年06月20日
第5回ヒダカソウカップ(門別)

6月20日(木)に門別競馬場にて、第5回ヒダカソウカップ(3歳以上牝馬・内回り1600メートル・20時40分発走予定)が行われます。ホッカイドウ競馬に所属する牝馬にとって、このレースは大きな目標のひとつ。その舞台には転入初戦の1頭を含む10頭がエントリーしてきました。しかしオープンクラスよりも条件クラスの馬が多数というメンバー構成。となると、伏兵には要注意と考えるべきかもしれません。

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    過去の傾向
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過去4回の結果をみていく(3年前と4年前は5月下旬に実施)。1番人気馬は3着が1回だけ。しかし2から3番人気馬は2着以内に1頭以上入っている。3走前までに、北海道以外の重賞で4から6着に入っていた馬が1頭だけ連対しているのも興味深いデータ。ゼッケン6番または7番の馬が3着以内に1頭だけ入っているのも特徴的だ。最近3年の連対馬は、2走前が重賞だった馬と、それ以外だった馬との組み合わせになっている。

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    出走馬短評
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ジュンアイノキミ 2歳時にJRA認定戦とブロッサムカップを勝利。その後はひと押し不足の結果が続いて、2走前に2歳時以来となる勝利。ただ、ここでは少々厳しいだろう。

タイムビヨンド 3歳時に北海優駿と王冠賞、ダービーグランプリで2着に入り、3年前のこのレースでも2着。その年の道営記念も制したが、その当時に比べると勢いはいまひとつだ。

スターレーン 3歳時に佐賀のル・プランタン賞を制したが、そのほかの重賞では2着6回と善戦止まり。北海道再転入後は2戦とも差のある敗戦となっている状況も心配だ。

アップトゥユー 3歳春まで北海道と南関東の重賞戦線で活躍し、昨春に北海道へと戻ってからも成績良好。今回は久々のマイル戦になるが、昨年のこのレースの2着馬だけに侮れない。

ソーディスイズラヴ 3歳春に盛岡で芝の重賞を制したが、その後は大敗の連続。昨秋以降は兵庫と北海道で善戦しているが、この条件では少々厳しい感が否めない。

ディナスティーア JRA時に川崎の交流戦で1勝を挙げ、北海道では昨年のこのレースを含む3勝をマーク。今季3走目で昨年のこのレースのように流れに乗れれば首位争いが可能だろう。

クオリティスタート JRA未勝利から北海道に移って2勝を挙げ、JRAを経て再び北海道に移籍。昨年のこのレースは3連勝を挙げた勢いで臨むも5着だったが、今年も要警戒の存在だ。

シンデレラマキ 唯一の勝利はJRAでのダート短距離戦。通算での3度の連対はすべて1000メートル以下という成績を含めて、ここでは苦戦必至だろう。

クロスウィンド 2歳時にデビュー戦とブロッサムカップを制し、3歳時に王冠賞とロジータ記念を制覇。今回は再転入初戦となるが、この顔ぶれならチャンスが十分ありそうだ。

ペイシャガンセ JRAでは大敗続きで、昨夏以降は北海道と大井で計6勝。相手なりに走れる可能性はあるが、今回の相手は強力だ。

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   レースの狙い
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この顔ぶれなら、昨年のこのレース2着のアップトゥユーを主軸視してよさそう。クオリティスタートは内回りコースでも流れに乗れるとみて、相手筆頭に指名する。クロスウィンドは再転入初戦でも力量的に首位争いが見込めそう。昨年のこのレースの優勝馬であるディナスティーアにもマークが必要だ。タイムビヨンドは最近の成績がいまひとつだが、地力的に連下の候補として挙げておきたい。


ヒダカソウカップ〔H2〕(マジェスティッ一般牝馬オープンの出走表はこちら
 

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