重賞レース直前情報
■2019年09月19日
第13回秋桜賞(名古屋)

9月19日(木)に名古屋競馬場にて、第13回秋桜賞(3歳以上牝馬・1400メートル・16時25分発走予定)が行われます。今年は兵庫と大井から各2頭、高知から1頭の遠征馬に加えて、JRAから移籍初戦となる馬が1頭いるという顔ぶれ。遠征馬は5頭とも、3走前までに重賞で連対経験がありますから、今年はハイレベルなメンバー構成といっていいでしょう。となると、名古屋1400メートルへの適性が結果を左右することになるかもしれません。

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    過去の傾向
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過去5年の結果をみていく。1番人気馬は3勝しているが、2着と3着がゼロ。昨年は4→5→6番人気の順で入るなど、4から6番人気馬の上位食い込みが目立っている。4歳馬が1頭だけ連対しているのが特徴的。2走前までに、グランダム・ジャパン古馬シーズンの対象レースで2着があった馬が1頭だけ連対しているデータもある。東海地区所属馬は5年前に3着以内を独占したが、それ以降では3年前の2着馬が唯一の好走例となっている。

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    出走馬短評
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エイシンセラード JRAのダート中距離で4勝した実績は断然だが、出走歴はすべて1700メートル以上。先行力はあるが、名古屋コースに対応できるかどうかが課題となる。

ヨミ 北海道未勝利から岩手に移って初勝利を挙げ、3歳時は南関東で善戦。今年から移籍した愛知では、16戦3勝でもすべて5着以内と相手なりに走っている。

ポルタディソーニ JRAで1勝を挙げて愛知に移り、ここまで重賞で3勝をマーク。昨年のこのレースでは好位から伸びず5着だったが、逃げ切り連勝中のスピード再現ならチャンスだろう。

リーゼロッテ JRA未勝利から愛知に移って以降は18戦して15連対で、すべて4着以内と好走。しかし今回は一気の相手強化で、時計的にも少々厳しそうだ。

タガノカピート 兵庫からの遠征馬。JRAでは3戦して2着1回の成績だったが、兵庫移籍後は18戦して15連対と好成績。ここでも単騎逃げが叶うようなら侮れない。

エイシンエール 兵庫からの遠征馬。兵庫サマークイーン賞では最後方から上昇して勝利を挙げたが、前走の読売レディス杯では不発。今回も展開次第というところだろう。

ラミアカーサ 昨年のこのレースは兵庫から遠征して3着に入ったが、それ以降の成績はいまひとつ。笠松移籍後は差のある敗戦が続く状況では、苦戦必至といえそうだ。

ステップオブダンス 大井からの遠征馬。3歳時に南関東の重賞を2勝した実績は上位だが、昨年以降は善戦までという成績。それでも実力的に無視しにくい存在だ。

スプリングガール 高知からの遠征馬。JRAのダート短距離で1勝を挙げ、その後は南関東で2勝して高知に移籍。現在は6戦連続連対で、読売レディス杯2着と実績もある。

ジェッシージェニー 大井からの遠征馬。2歳夏にJRAで新馬戦を勝ったが、その後は大敗の連続。それでも今春の大井移籍後の成績なら、再度の遠征競馬でも注目できる。

メモリーフェーブル JRAのダート短距離で1勝を挙げたが、昇級後は苦戦。昨年6月の愛知移籍後は好走続きでクラスを上げてきたが、今回の相手は強力だ。

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   レースの狙い
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上位拮抗の顔ぶれなら、先行力があるポルタディソーニの押し切りに期待。スプリングガールは再度の遠征競馬だが、今回も差し脚が届く可能性が考えられる。エイシンセラードは力量的に断然だが、名古屋コースに対応できるかが少々心配。ステップオブダンスは善戦止まりの現況だが、今回も大きく崩れることはないだろう。ジェッシージェニーは前走が展開に恵まれた印象で、決め手はあっても押さえまで。スピードがあるタガノカピートにもマークしておきたい。


秋桜(あきざくら)賞(SP1)牝馬オープンの出走表はこちら

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