重賞レース直前情報
■2019年09月19日
第19回フローラルカップ(門別)

9月19日(木)に門別競馬場にて、第19回フローラルカップ(2歳牝馬・内回り1600メートル・20時35分発走予定)が行われます。北海道の2歳牝馬限定戦は、このレースと11月のブロッサムカップが中距離戦として組まれていますが、その間にある1200メートルのエーデルワイス賞JpnIIIを狙っている陣営もありそう。今年は1頭が出走取消し11頭立てとなりましたが、道中の立ち回り次第で結果が変わりそうなメンバー構成になっています。

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    過去の傾向
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過去5年の結果をみていく(5年前は1700メートルで実施)。1番人気は3勝しているが、2着と3着がなし。1から3番人気のうち2頭が3着以内に入っている。前走が重賞だった馬が1から2頭連対。3走前にアタックチャレンジ競走を制していた馬が1頭だけ連対しているのが面白い。角川秀樹厩舎の管理馬が3着以内に1頭だけ入っているというデータもある。

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    出走馬短評
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ネーロルチェンテ デビュー4戦目にJRA認定戦を勝ったが、それ以外では勝ち馬から差のある結果。前走でマイル戦を経験している点は強みだが、ひと押し不足の感は否めない。

ミリミリ 2戦目のJRA認定戦でしぶとく粘って勝利を挙げたが、その後は3戦とも後方から差を詰めるも届かずという結果。今回は内回りコースだが、距離延長はプラスだろう。

スマイルエルフ デビュー3戦目に一般戦を圧勝し、続いてJRA認定戦を勝利。しかし距離延長の前走で失速した内容では、この距離は少々長いのかもしれない。

ミステリーベルン デビュー2戦目にJRA認定戦を勝ったが、その後は短距離戦でいまひとつ。しかし距離延長の前走で圧勝した点は、今回も強みになりそうだ。

バブルガムダンサー デビュー戦を圧勝し、栄冠賞を制覇。前走のリリーカップはJRA遠征の影響か大敗したが、この条件で巻き返す可能性は十分ある。

グローリアスレゴン デビュー戦を快勝し、2戦目は逃げ粘れず3着だったが、前走のリリーカップでは2着を確保。距離延長は課題だが、今回も粘り込みを狙いたいところだ。

モリデンナイス デビュー戦を快勝したが、続く栄冠賞では中団のまま8着。その後もひと押し不足という結果だが、タイプ的に距離延長がプラスになる可能性はある。

ミナトノヨーコ 3戦目にJRA認定戦を制したが、続くフルールカップでは末脚不発。前走のリリーカップは好位から3着に流れ込んだ走りからは、この距離は歓迎材料だろう。

ルナクレア 4戦目の一般戦で初勝利を挙げたが、続く1700メートルの前走でJRA認定戦を勝利。今回は内回りコースだが、立ち回りひとつで善戦以上が狙えそうだ。

ミホスローロリス 6月にデビュー戦を快勝したが、その後の3戦は善戦まで。それでも堅実に差を詰める脚は見せているだけに、距離延長がプラスになる可能性がある。

アクアリーブル デビュー2戦目にJRA認定戦を制したが、その後の成績はいまひとつ。それでも母が活躍馬という血統を考えると、この距離での一変があるかもしれない。

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   レースの狙い
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かなりの混戦だが、メンバー的に流れが速くなるとみて、末脚があるミリミリに期待。バブルガムダンサーは立ち回りひとつで善戦以上が可能だろう。堅実タイプのルナクレアにもチャンスがありそう。ミナトノヨーコは距離延長がプラスになりそうで、再度の流れ込みが考えられる。ミステリーベルンは展開がカギだが、今回も主導権を取れれば押し切りも。アクアリーブルは苦戦続きだが、条件替わりでの一変に警戒しておきたい。


フローラルカップ〔H3〕(タリスマニック2歳牝馬オープンの出走表はこちら

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