重賞レース直前情報
■2019年09月25日
第19回イノセントカップ(門別)

9月25日(水)に門別競馬場にて、第19回イノセントカップ(2歳・外回り1200メートル・20時40分発走予定)が行われます。このあとの2歳馬による1200メートルの重賞は、牝馬は2週間後のエーデルワイス賞JpnIII、牡馬混合では1カ月後のサッポロクラシックカップがありますから、各陣営はそれも視野に入っていることでしょう。サンオブロジータが出走取消ての出走9頭は最近の成績が良好。上位拮抗の激戦が期待できそうです。

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    過去の傾向
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地震の影響で延期になった昨年を除く、過去5回の結果をみていく。1番人気馬は3着以内に入線。3着以内に2から3番人気馬が1頭以上入っている。勝ち馬はすべては前走が6着以下。3から4走前にアタックチャレンジまたはウィナーズチャレンジを制していた馬が1頭だけ連対している。勝ち馬はすべて、通算4戦以上を消化。ゼッケン1から3番の馬が1頭だけ連対しているデータもある。

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    出走馬短評
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マナホクレレ デビュー戦は4着だったが、その後はJRA認定戦での2勝を含め5戦連続で連対。前走はJRA遠征で9着だったが、地元に戻れば巻き返しが必至だ。

モリノブレイク デビュー戦は差のある敗戦を喫したが、2戦目からは一変して5戦連続で連対。前走は1600メートルで差のある2着だったが、距離短縮なら巻き返しが見込める。

タイセイサクセサー ここまで5戦とも3着以内で、堅実に差を詰めてくるという内容。時計的には劣勢だが、今回も相手なりに走る可能性が考えられる。

リュウノゾロ 7月末のデビュー戦を快勝し、続く2戦目も先行し押し切って勝利。しかし今回は相手強化の感があるだけに、先手を主張できるかどうかがカギとなる。

イッキカセイ 6月のデビュー戦を快勝し、続く2戦目も勝利。前走は逃げ粘れず2着に敗れたが、それでもスピード的には互角以上で、好位付けのかたちが取れれば上位争いが可能だろう。

ノーザンヴィグラス デビュー3戦目に1000メートルでJRA認定戦を制し、5戦目の前走で2勝目をマーク。折り合い次第の感はあるが、吉原寛人騎手には魅力がある。

クモキリ 8月末のデビュー戦を7馬身差で逃げ切ったが、今回は距離延長と相手強化が課題。それでも初戦のスピードを再現できれば、粘り込みが可能かもしれない。

ヘイセイメジャー デビュー戦を6馬身差で制し、その後はウィナーズチャレンジと栄冠賞でともに2着。距離延長での2戦は苦戦したが、短距離で巻き返しを狙いたいところだ。

リアリティワード デビュー戦は差のある3着に敗れたが、続く未勝利戦とJRA認定戦は先行し押し切って勝利。1700メートルの前走は粘れなかったが、距離短縮なら侮れない存在だ。

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   レースの狙い
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逃げ先行タイプが多い組合せで難解だが、好位差しが狙えそうなマナホクレレに期待。ノーザンヴィグラスも流れに乗れそうで上位争いが可能だろう。イッキカセイは前走ひと息でも好位からの競馬なら首位争いになりそう。距離短縮で臨むヘイセイメジャーも押さえたい。モリノブレイク、タイセイサクセサーは好走続きだが、持ち時計的に連下の候補までとして挙げておく。


イノセントカップ〔H3〕(シャンハイボビ2歳オープンの出走表はこちら
 

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