重賞レース直前情報 |
9月29日(日)にばんえい帯広競馬場にて、第27回銀河賞(4歳・20時10分発走予定)が行われます。4歳限定の重賞としては柏林賞に続く2戦目。しかし、同レースを制したミスタカシマが不在というメンバー構成になりました。そのレースで2着から8着までに入った7頭はここにも名前を連ねていますが、そのときと同じような結果になるとは考えにくいところ。格付的に劣勢という馬でも上位に入るチャンスがありそうな一戦です。
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過去の傾向
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過去5年の結果をみていく。1番人気は3勝、2着1回。連対馬は4番人気以内となっているが、3着には3年前を除いて5番人気以下が入っている。その年のはまなす賞で3着以下だった馬が1から2頭連対。3走前までにオープンまたはA1級戦(選抜戦、世代限定戦、クラス混合戦含む)で勝利していた馬が1頭だけ連対している。
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出走馬短評
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キタノユウジロウ 柏林賞は競走除外だったが、はまなす賞で初重賞制覇。過去にはイレネー記念、ばんえいダービー、ポプラ賞で2着に入っており、ここでも善戦以上が見込めそうだ。
アアモンドグンシン 柏林賞では4着だったが、最近4戦は3着以内と上々。昨年は3歳三冠で1着、2着、1着という実績ならば、同世代が相手なら崩れることはないだろう。
ミノルシンザン 今シーズンは13戦して、そのうち3着以内が12回と安定。格付的に劣勢ではあるが、ここでも相手なりに力を出せる可能性はある。
オレワチャンピオン ばんえい大賞典までの重賞では好走したが、その後の重賞では大敗の連続。2走前に2歳12月以来の勝利を挙げたが、今回の相手は強力だ。
コウシュハレガシー 3歳三冠はすべて3着で、柏林賞も2着という成績。あとひと押しが課題という状況だが、ここでも善戦できる可能性がありそうだ。
マツノタイガー 3歳時の重賞では2回とも大敗し、柏林賞でも7着。格付的に劣勢の上に、小柄な馬体で負担重量増という舞台では、引き続き厳しい戦いが予想される。
ジェイコマンダー 3歳三冠ではすべて差のある敗戦を喫したが、今年2月からは大崩れが少ない成績。しかし最近3戦は大敗続きという状況では、調子落ちの感が否めない。
オレノタイショウ 初の重賞出走となった柏林賞で3着に入り、2走前にA2級混合戦で勝利と上昇中。前走は差のある敗戦を喫したが、今回も時計がかかれば善戦以上が狙えそうだ。
ハマノダイマオー これまで重賞には7回出走して、4着2回が最高着順。柏林賞でも8着だったが、3連勝中という勢いには警戒しておくべきだろう。
オールラウンダー 3歳時までは大敗も多いという成績だったが、年明け以降は27戦して4着以内が25回と安定。それでも初の重賞という条件では、少々厳しいかもしれない。
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レースの狙い
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混戦必至のメンバー構成なら、柏林賞4着、はまなす賞3着と安定しているアアモンドグンシンが主軸視できそう。コウシュハレガシーは詰めひと息という状況だが、4歳世代では地力上位とみるのが妥当だろう。キタノユウジロウは負担重量が課題となるが、地力的に無視できない存在。柏林賞で3着に入ったオレノタイショウも押さえたい。ハマノダイマオーは実績的に劣勢でも、3連勝中の勢いには魅力あり。善戦傾向があるミノルシンザンを連下の候補として挙げておく。
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