重賞レース直前情報
■2019年09月22日
第31回珊瑚冠賞(高知)

9月22日(日)に高知競馬場にて、第31回珊瑚冠賞(3歳以上・1900メートル・18時10分発走予定)が行われます。近走成績が良好という馬が多くいるメンバーですから、今回の距離に適応できるかどうかが最大の課題。春の二十四万石賞で5着以内に入った馬がすべて出走していますが、そのレースは3連単が263万馬券。そのときと同様に差し追い込みタイプが上位に入るのか、それも含めた推理が必要です。

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    過去の傾向
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過去5年の結果をみていく。1番人気は2着以内に入線。最近3年は4番人気以内の馬が3着以内を独占している。2走前までにA級戦で1着だった馬が1頭だけ連対。その年の建依別賞に出走していた馬が連対している。4から6歳の馬が1頭だけ連対しているデータもある。

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    出走馬短評
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ベルウッドテラス JRAのダート中長距離で4勝を挙げたが2014年以降は善戦まで。しかし高知移籍後は7戦とも3着以内で、地力的に重賞の舞台でも注目可能だ。

ナムラバンザイ JRAの芝短距離で1勝し、南関東でも1勝。高知では13戦2勝という成績は劣勢で、距離延長も微妙という感が否めない。

キャプテンオリオン 今年の二十四万石賞と福永洋一記念で2着と好走。休み明けの前走は馬体増だったが、叩き前進の可能性は十分ある。

イッツガナハプン 昨年のこのレースの優勝馬で、今年も二十四万石賞と福永洋一記念で3着に入ったが、今回は3カ月半の休み明け。10歳でもあり、今回は厳しいかもしれない。

ケイマ JRA時代にダート1400メートルで4勝(地方条件交流戦を含む)を挙げ、高知移籍後は4戦4勝で、重賞連勝中。引き続き単騎逃げが見込めそうだが、距離は課題となるだろう。

ファドーグ 連勝の勢いで迎えた建依別賞では差し脚届かず4着まで。それでも決め手は上位で、この距離がプラスになる可能性も十分ある。

エイシンファイヤー 昨年のこのレースの2着馬だが、その後は低迷が続いて、春の二十四万石賞で追い込みが決まって久々の勝利。今回も前崩れの展開待ちだ。

ナリタポセイドン JRAでの4勝は、差しまたは追い込みで挙げたもの。スタミナ面は問題ないだけに、今回も仕掛けが決まるかどうかだろう。

ウォーターマーズ JRAのダート中距離で差し脚をいかして3勝をマーク。高知移籍後は成績が安定しており、距離延長も歓迎材料といえそうだ。

チャオ 昨年末の高知県知事賞で2着に入るなど、重賞未勝利でも大崩れが少なかったが、今年の成績はいまひとつ。差し脚は堅実でも、ここでは少々厳しいだろう。

そのほか、グレナディアーズが出走する。

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   レースの狙い
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台風の影響で馬場悪化は避けられなさそう。となれば、この距離が合いそうなファドーグを中心視。転入後の成績が安定しているウォーターマーズにも警戒したい。ナリタポセイドンは相手強化でも地力的に上位争いに加わりそう。キャプテンオリオンは先行してしぶといタイプで、叩き2走目の上積みも大きいだろう。追い込みタイプのエイシンファイヤー、ベルウッドテラスにも要警戒。ケイマは距離微妙だが、単騎逃げからの残り目に少々マーク。


珊瑚冠賞3歳以上の出走表はこちら

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