重賞レース直前情報
■2019年09月16日
第4回西日本ダービー (高知)

9月16日(祝・月)に高知競馬場にて、第4回西日本ダービー(3歳・1900メートル・18時10分発走予定)が行われます。第1回は園田、その後は佐賀と金沢で実施されてきた重賞には、各地区からの遠征馬9頭を含めた12頭立て。過去に移籍をしたことがない馬による限定戦のため、出走各馬の力量に差があるのは仕方がないところでしょう。それでも深い高知の馬場で、変わり身を見せる馬がいるかもしれません。

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    過去の傾向
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過去3回の結果を振り返る。1番人気が3回とも勝利。2着も2から3番人気となっている。連対馬はすべて、前走と前々走の両方が【重賞】または【重賞以外で1着】。前走が1800メートル以上だった馬が1頭だけ連対している。第1回は兵庫→高知→兵庫、第2回は高知→金沢→佐賀、第3回は兵庫→愛知→佐賀の順で入線。過去3回とも、連対馬は通算5勝以上、3着馬は通算4勝以下となっている。

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    出走馬短評
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ボルドーアストル 昨夏のデビュー戦から初勝利まで12戦を要したが、通算25戦のうち23回が5着以内と安定。しかし黒潮菊花賞は5着でも、距離が長いという感があった。

オールアウト 佐賀からの遠征馬。2歳時にJRA認定戦を含む2勝を挙げたが、年明け以降は苦戦続き。高知に遠征するのは2回目だが、それでも苦戦必至だろう。

リリコ 兵庫からの遠征馬。ここまで16戦のうち3着以内が15回と安定しており、高知優駿でも僅差3着。その後は笠松と園田で連勝しており、今回も注目できそうだ。

フォアフロント 笠松からの遠征馬。2歳時にJRA認定戦を含む4勝を挙げ、今年はぎふ清流カップを勝ち、東海ダービーで3着。今回も相手なりの走りが可能だろう。

ニチウォ 佐賀からの遠征馬。9戦目で初勝利を挙げ、今年2月にも勝利したが、全体的に底力不足。時計がかかる流れでも、上位争いまでは厳しそうだ。

ビーコンプリート 笠松からの遠征馬。昨夏のデビュー戦と2戦目を快勝したが、その後は低迷。今年は休み明け初戦で2着に入ったが、その後の3戦は大敗続きとなっている。

ディアレイカ 第1回で2着に入ったディアマルコの半妹。高知優駿では6着だったが、その後の4戦は上々の結果。今回の相手は強力だが、流れ込む可能性はありそうだ。

アルネゴー 2歳時に重賞2勝を含む6勝を挙げ、年明け以降も黒潮皐月賞を含む5勝をマーク。高知優駿は回避となったが、休み明け2走目で前走以上を狙いたいところだ。

テツ 兵庫からの遠征馬。前走のMRO金賞で重賞初勝利を飾ったが、それ以外の重賞では善戦止まり。それでも今の勢いならば、高知の馬場への対応次第で善戦以上が考えられる。

チジョウノホシ 金沢からの遠征馬。2歳時に2勝を挙げたが、北日本新聞杯では大敗。休養明け初戦の前走も差のある敗戦を喫している状況では、今回も苦戦必至だろう。

ロゼオランジュ 金沢からの遠征馬。今年4月のデビュー戦を勝ち、3走前に2勝目を挙げたが、その後は準重賞と重賞で6着。その成績では今回も厳しい戦いが予想される。

アンタエウス 愛知からの遠征馬。2歳時にJRA認定戦を含む4勝を挙げ、今年も重賞2勝と活躍したが、東海ダービーでは大差負け。今回がそれ以来の実戦というのは心配だ。

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   レースの狙い
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距離に不安がありそうな馬が多いメンバーなら、高知優駿3着の実績を含めてリリコが最有力。アルネゴーは距離微妙でも差し脚がいきる展開になれば逆転が視野に入りそうだ。徐々に上昇している感があるディアレイカにも要警戒。テツは深い馬場でどうかだが、地力的にマークしておきたい存在だ。アンタエウスは休み明けだが、流れに乗れれば善戦も。相手なりに走れそうなフォアフロントが連下の押さえ。


西日本ダービー(リーチザクラウン賞)[西3歳所属場デビュー馬の出走表はこちら

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