重賞レース直前情報
■2019年09月16日
第51回不来方賞(盛岡)

9月16日(祝・月)に盛岡競馬場にて、第51回不来方賞(3歳・ダート2000メートル・18時00分発走予定)が行われます。岩手ダービー馬パンプキンズと他地区で重賞を制してきたニューホープが実績上位となりますが、ほかにも前走が岩手以外という馬がいますから、力量をうまく見極めたいところ。底力が必要になる盛岡の2000メートルという条件に対応できるのかという点も、予想における大きな要素となるでしょう。

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    過去の傾向
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過去5年の結果をみていく(昨年までは10月下旬以降に実施)。1番人気は2着以内に入線。4から6番人気が3着以内に1頭だけ入っている。過去5年の優勝馬はすべて、2走前が1着。2着馬は2走前が4から7着という点も共通している。2走前か3走前(または両方)が岩手以外だったという馬も連対している。

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    出走馬短評
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ヤマショウブラック 北海道でJRA認定戦を含む2勝を挙げ、盛岡で知床賞を勝利。その後は羽田盃で5着に入り、南関東古馬B2クラスを制した実力なら、再転入初戦でも侮れない。

モングラン JRAでは8戦とも差のある敗戦を喫し、岩手移籍後の4戦も大敗。水沢での前走は僅差3着に入ったが、その成績では苦戦必至といえるだろう。

エイシンオプション 北海道での2戦と岩手移籍からの2戦で大敗したが、その後は8戦連続で3着以内。それでも格付的には劣勢で、血統的に距離延長も微妙といえる。

ホワイトストーム JRAで8戦して3着1回という成績だが、ダート中長距離ですべて8着以内という成績。移籍初戦で重賞という条件だが、スタミナがあるだけに侮れない。

パンプキンズ 2歳時に3勝を挙げ、その後は東北優駿とダイヤモンドカップを制して、現在は7戦連続で連対。ただ、盛岡のダートでは3戦1勝となっている点は気にかかる。

ニューホープ 北海道でJRA認定戦を制し、その後は岩手に移って若駒賞を勝利。今年は岐阜金賞を勝利するなど好走続きで、再転入初戦から注目できそうだ。

リュウノボサノバ 2歳時に船橋でJRA認定戦を制したが、その後の3戦は大敗。岩手では東北優駿で大敗したが、最近2戦は好走と調子を上げている感がある。

ヤマトタケル 北海道未勝利から岩手に移って勝利を挙げ、その後は大井を経て再び岩手へ。7月に盛岡で好走したが、ダイヤモンドカップと前走は差のある敗戦を喫している。

ラフレシアオジョー 通算18戦で5着以内が15回だが、通算2勝は2歳時のもので、年明け以降は前走を除いて1秒以上の差で敗戦。この状況では今回も苦戦しそうだ。

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   レースの狙い
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ヤマショウブラックは再転入初戦でも地力的に上位で、この条件なら差し切りが狙えそう。パンプキンズは盛岡の2000メートルが心配だが、メンバー的にマイペースでの逃げが見込めそうだ。ニューホープは差し脚を長く使えるタイプで、ここでも首位争いに加わりそう。リュウノボサノバは近走上々で再度の流れ込みに警戒したい。ホワイトストームはスタミナがいきる流れになれば善戦も。


不来方賞(M1)(ネオユニヴァース賞)3歳の出走表はこちら

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