重賞レース直前情報
■2019年10月27日
第10回 知床賞(盛岡)

10月27日(日)に盛岡競馬場にて、第10回知床賞(2歳・ダート1400メートル・18時10分発走予定)が行われます。今年は北海道からの遠征馬が5頭、岩手所属馬が7頭というラインナップ。過去の成績は北海道勢が優勢で、重賞として実施されるようになった2012年以降は北海道が7連勝中。岩手勢の奮起を期待したいところですが、岩手勢のなかに門別デビュー馬が3頭いる点を含めると、北海道所属経験馬が優勢でしょう。

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    過去の傾向
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過去5年の結果をみていく。1番人気は3着4回で、連対なし。3着内馬15頭のうち13頭が北海道所属となっている。連対馬はすべて、2走前までに2着以内があった。一昨年を除き、馬番が2ケタの馬が1頭だけ連対しており、全体的に見ても中央より外から発走した馬が好成績を残している。

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    出走馬短評
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アクアリーブル 北海道からの遠征馬。デビュー2戦目にJRA認定戦を制したが、それ以降は苦戦。今回は中9日の日程も不安材料だが、岡部誠騎手の起用は不気味に映る。

エムワンリーフ 芝のデビュー戦を快勝したが、続く前走は先手を主張するも失速。それでも今回も同じ盛岡ダートならば、前進する可能性は考えられる。

シンボ 北海道からの遠征馬。4戦目に一般戦で初勝利を挙げ、続く盛岡のジュニアグランプリで2着。前走の1800メートル戦で差を詰めた内容なら、距離短縮はプラスだろう。

トキノマチス 北海道では5戦して未勝利だったが、岩手移籍後は3戦とも善戦。しかしここに入ると実績的に劣勢で、血統的にも距離延長は微妙かもしれない。

スマイルエルフ 北海道からの遠征馬。3戦目に初勝利を挙げ、続く4戦目にJRA認定戦を勝利。その後の重賞では後方からの競馬になったが、ここなら先行策が可能だろう。

サンエイキングダム 盛岡ダート1000メートルのデビュー戦で2着に1秒8差をつける勝利を挙げたが、続く前走は先行するも粘れず3着。今回もどこまで粘れるかというところだ。

チャルメーラ 北海道では5戦とも3着以内で、JRA認定戦でも善戦。岩手初戦の前走を逃げ切ったスピードを再現できれば、ここでも首位争いが狙えるだろう。

アルマドール 北海道ではデビューからの3戦は差のある敗戦が続いたが、その後は徐々に上昇して7戦目で初勝利。しかし岩手移籍後は2戦とも粘りひと息の結果になっている。

クロスワールド 北海道からの遠征馬。デビュー戦はハナ差で勝利を挙げたが、その後は5戦とも大敗。距離延長は悪くなさそうだが、成績的には強調しにくい。

バイクミレー 北海道からの遠征馬。過去の2勝は一般戦で、JRA認定戦では善戦まで。相手なりに走れそうなタイプだが、今回は初めての距離が課題になりそうだ。

そのほか、リュウノロビン、リュウノエドワードが出走する。

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   レースの狙い
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シンボは盛岡のジュニアグランプリで2着に入っており、最近の成績的にもチャンスあり。スマイルエルフは距離が課題になりそうだが、地力上位とみて対抗に推す。岩手初戦の前走を圧勝したチャルメーラにも要注意。アルマドールは小柄で距離延長が微妙だが、流れ込む可能性なら考えられる。善戦続くバイクミレーにも要マーク。クロスワールドは大敗続きだが、条件替わりでの流れ込みに少々警戒。


知床賞(M3)2歳の出走表はこちら

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