重賞レース直前情報
■2019年10月03日
第16回レディスプレリュード JpnII(大井)

10月3日(木)に大井競馬場で、第16回レディスプレリュードJpnII(3歳以上牝馬・1800メートル・20時10分発走予定)が行われます。JRAからはプリンシアコメータ、アンデスクイーン、マドラスチェック、ラビットラン、ファッショニスタが出走。地方他地区からはアルティマウェポン(北海道)ら2頭が遠征。地元南関東勢はミッシングリンク(浦和)ら5頭が迎え撃ちます。牝馬12頭の熱き戦いにご期待ください。

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過去の傾向
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JBCレディスクラシックJpnIの前哨戦であり、出走馬のレベルは高め。強い中央の馬が出てくれば信頼したい。中央馬同士で決まれば配当も堅くなる。波乱を見込むのであれば地方馬に期待するしかない。昨年はブランシェクール(大井)が6番人気2着、アルティマウェポン(北海道)が13番人気で3着と激走した。ともに前走はブリーダーズゴールドカップJpnIIIに出走。前者が6着、後者が7着と成績はふるわなかったが、同レース組の好走例はもっとも多い。

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JRA所属馬短評
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プリンシアコメータは前走ブリーダーズゴールドカップJpnIIIが2着。最後の直線では内にラインカリーナ、本馬が中、外にアンデスクイーンの3頭による見ごたえ十分の叩き合い。惜しくも敗れたが、いい内容の競馬だった。今年は好調を維持しており、連覇の期待も十分あるだろう。

アンデスクイーンは前走ブリーダーズゴールドカップJpnIIIを制し、重賞初制覇を飾った。4コーナーでの手ごたえはプリンシアコメータの方が良かったが、最後の直線での末脚が実に粘り強かった。地方の馬場は合うし、直線の距離がさらに延びる大井の外回りも歓迎だろう。

マドラスチェックは3歳馬。同世代のラインカリーナがブリーダーズゴールドカップJpnIIIでかなり奮闘したのは、この馬にとっても心強い。7月の前走スパーキングレディーカップJpnIIIはかなり離されての4着だが、着差ほどの能力差はないはず。

ラビットランは1月のTCK女王盃JpnIII・3着以来の競馬。今回は久々で、あくまでも前哨戦。本番では勝利を狙う実力馬だけに、ここで目いっぱいの仕上げは考えにくい。結果よりも内容を重視したいところだ。

ファッショニスタはスパーキングレディーカップJpnIIIで重賞初制覇。サルサディオーネを4馬身ちぎる完勝だった。昨年のJBCレディスクラシックJpnIで3着に食い込んだ地力があり、末脚にも安定感がある。今年はJBC本番の距離(浦和1400メートル)の方が向いている感じもするが、1800メートルでも十分対応できる。

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地方所属馬短評
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サラーブ(大井)は中央からの転入初戦。まだ4歳でキャリアも浅く、シャケトラ(19年阪神大賞典GII)の半妹という良血馬でもある。前走ポプラ特別は2勝クラスながら好時計で快勝。スピードと高い潜在能力を持っている。非常に怖い1頭と思われる。

アルティマウェポン(北海道)は昨年のこのレースで3着と激走。近走成績は良くないが、大井との相性を考えると、変わり身を見せてくる可能性は十分ある。

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予想のポイント
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JBCレディスクラシックJpnIとはコース・距離がまったく違うが、前哨戦ながら非常にいいメンバーが揃った。まずはブリーダーズゴールドカップJpnIIIの好走馬に注目だろう。勝って勢いに乗るアンデスクイーンは、大井替わりも良さそうで連勝も狙える。安定感と実績ではプリンシアコメータを信頼できる。まとめて差し切りを狙うのがファッショニスタ。格上挑戦ながらサラーブがどんな走りをするかも興味深い。熱戦が期待できそうだ。


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