重賞レース直前情報
■2019年10月03日
第19回サンライズカップ(門別)

10月3日(木)に門別競馬場にて、第19回サンライズカップ(2歳・外回り1800メートル・20時40分発走予定)が行われます。出走11頭の構成は、2勝馬が8頭で、1勝馬は3頭。重賞勝ち馬も2頭いますが、今年は3勝馬が不在だけに実力拮抗といえるでしょう。門別1800メートルは全馬が初めての舞台となるだけに、その点は念頭に置いて予想する必要がありそうです。

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    過去の傾向
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過去5年の結果からデータをみていく(2年前までは1700メートルで実施)。単勝1番人気は2勝、2、3着各1回。1番人気か2番人気のどちらか1頭だけが2着以内に入っている。連対馬はすべて、このレースまでのキャリアが4から8戦。3走前までに1700メートルで勝利を挙げていた馬が1頭だけ連対しているデータもある。なお、3年前を除き1勝馬が1から2頭連対している。

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    出走馬短評
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ルナクレア 4戦目の一般戦で初勝利を挙げると、続くJRA認定戦では好位から差し切って連勝。前走のフローラルカップでは初の内回りコースで、5着ながら勝ち馬とはコンマ3秒差と健闘しているが、牡馬相手では少々厳しいかもしれない。

スティールペガサス デビュー2戦目のJRA認定戦を逃げて初勝利を挙げ、ブリーダーズゴールドジュニアカップでは差のある6着も、続く前走のオープンで勝利していることからここでも善戦以上が期待できる。

サンオブロジータ デビュー戦はスタート直後に騎手が落馬し競走中止だったが、続く一般戦では好位抜け出しを決めて勝利。前走で2勝目を挙げたが、前回のイノセントカップが出走取消だったことは気がかりだ。

アジュバント 1200メートルのデビュー戦では2着に敗れたが、1700メートルのJRA認定戦を2連勝。その後もブリーダーズゴールドジュニアカップで2着、前走のJRA遠征でも5着と健闘しており、地元に戻る今回は好勝負が期待できる。

ファルコンビーク デビューから3走目のJRA認定戦で初勝利を挙げたが、距離延長となった前走では、勝ち馬とは差のある4着。今回はさらに200メートル延びるが、外回りコースで変わり身あるかどうかだろう。

ティーズダンク 初勝利は1200メートルだったが、4戦目からは1700メートルを使われ、1、2、3着各1回。ブリーダーズゴールドジュニアカップでは7着と不発だったが、末脚発揮なら侮れない。

バックストッパー デビューから5戦すべてで1700メートルを使われ2勝、2着2回。唯一7着と大敗したレースは、スタートで躓きスムーズさを欠いた感があり、さほど力差はなさそうだ。

バブルガムダンサー 出走取消があり、仕切り直しのデビュー戦を圧勝すると、栄冠賞も制覇。その後2走は大敗を喫し、続く前走のフローラルカップでも4着に敗れたが、勝ち馬とはコンマ3秒差。敢えて牡馬にぶつけてきた意欲を買いたい。

ヨハネスボーイ 今季最初の新馬戦を圧勝し、その後の2戦は今ひとつも、続くブリーダーズゴールドジュニアカップを制覇。ここ2走はJRAに遠征しており、前走の札幌2歳ステークスGIIIでは5着と健闘。地元馬同士なら首位争いが狙えそうだ。

そのほか、シルバーサークル、ケンジンが出走する。

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   レースの狙い
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アジュバントは中距離でパフォーマンスが上がっており、ここでも持ち前のキレ味を発揮するとみて本命視。ヨハネスボーイは強敵に揉まれ力をつけていることから地元馬同士なら好勝負が期待できる。サンオブロジータは出走取消明けで一気の距離延長になるが、素質はあるだけに警戒が必要。差し脚あるティーズダンクは展開がはまれば上位進出が可能。牝馬でもバブルガムダンサーが3連勝式の穴。


サンライズカップ〔H2〕(マクフィ賞)2歳オープンの出走表はこちら
 

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