重賞レース直前情報
■2019年10月20日
第21回九州大賞典(佐賀)

10月20日(日)に佐賀競馬場にて、第21回九州大賞典(3歳以上・2500メートル・18時10分発走予定)が行われます。今年は2011年以来となる12頭立てとなりましたが、そのなかには重賞で好成績を残している馬が2頭。そのほかの10頭は実績的に劣勢という感はありますが、それでもこの距離を味方にできそうなタイプには注意しておきたい一戦といえます。

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    過去の傾向
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過去5年の結果をみていく。1番人気は2、3着各2回。勝ち馬は5頭とも2から5番人気で、連対馬はすべて5番人気以内となっている。前走が2000メートルで1着だった馬が1頭だけ連対。6歳以上の馬が1から2頭連対している。連対馬10頭のうち7頭が、当日の馬体重が500kg以上だった。

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    出走馬短評
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ホワイトウィングス 3歳春までに佐賀で2勝を挙げたが、その後は善戦止まり。しかし昨年は南関東で4勝を挙げ、佐賀に戻って2勝と、以前より力をつけている感がある。

エリザベスセーラ 2歳時に3勝を挙げ、3歳時は低迷したが、今年は5勝とよみがえった感も。しかし前走で大きく失速した内容では、さらなる距離延長は厳しそうだ。

スーパージンガ 北海道では未勝利でも佐賀移籍後は13戦して12連対で、大きく敗れたのは5着だった高知優駿だけ。今回は距離と相手関係が課題だが、突破する可能性は十分ある。

コスモポッポ 昨年2月を最後に勝ち星がないが、それでも相手なりに走れる面は維持。昨年のこのレースでは3着馬とはコンマ1秒差での4着で、今年も3連勝式の候補として一考できる。

トッケンドーナ 成績的には善戦傾向があるものの、底力に欠ける感は否めないところ。それでも3着争いなら立ち回りひとつで加われるかもしれない。

ムーンパスラブ JRA未勝利から佐賀に移って徐々にクラスを上げ、今回が初めての重賞。堅実に差を詰めてくる点は評価できるが、今回は様子見が妥当だろう。

サラセニア JRAのダートで3勝を挙げ、2100メートル以上では15戦して5着以内が12回という成績。しかし佐賀での3戦はいまひとつで、脚元の不安があるのかもしれない。

グレイトパール JRAの重賞を2勝して、佐賀移籍後は地元馬限定戦では3戦3勝。休み明けの白山大賞典JpnIIIでは6着だったが、この条件なら首位争いが必至だ。

そのほか、シゲルノマオイ、ヴィランドリー、ベストワークス、クワッドアクセルが出走する。

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   レースの狙い
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グレイトパールは予定通りのローテーションで、軸不動といえる存在。スーパージンガは吉原寛人騎手起用と52キロをいかして逆転を狙いたいところだろう。あとは少々離れるが、転入初戦から好走が続くホワイトウィングスが3番手。流れ込みタイプのトッケンドーナ、コスモポッポ、ムーンパスラブを3連勝式の候補として挙げておきたい。


九州大賞典オープンの出走表はこちら

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