重賞レース直前情報
■2019年10月06日
第30回九州ジュニアチャンピオン(佐賀)

10月6日(日)に佐賀競馬場にて、第30回九州ジュニアチャンピオン(2歳・1400メートル・18時00分発走予定)が行われます。佐賀競馬場では今年最初となる2歳重賞には9頭が出走。今回の出走馬はすべて佐賀でデビューした馬ですから、各馬にとっては移籍馬をまじえたレースよりも戦いやすいかもしれません。しかし力量の比較は難しいところです。

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    過去の傾向
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過去5年の結果を見ていく(一昨年以前は1750メートル)。1番人気は5年前に3着があるだけ。2から3番人気馬は1頭以上連対しているが、昨年は6→2→9番人気の順で入るなど、波乱となる傾向がある。前走がJRA認定戦以外のレースで4着以内だった馬が1頭だけ連対。近3走がすべて5着以内だった馬が1から2頭連対している。3着内の内訳は、牡馬が10頭で牝馬が5頭。最近4年は牝馬が3着以内に1から2頭入っている。

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    出走馬短評
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ムーンパスリターン ここまで5戦して3着以内が4回と堅実。今回もスタートが課題となるが、立ち回りひとつで善戦以上が狙えそうだ。

ボディハッカー デビュー2戦目は圧勝したが、その後の2戦はともに差のある敗戦。それでも今回の相手なら、上位争いに加わる可能性は考えられる。

トップレベル デビュー戦は差のある2着という結果だったが、続く前走は差し切って勝利。馬体重が増えた点もプラス材料といえるだろう。

スターオブファイン 5戦目に初勝利を挙げたが、それ以外のレースは差のある敗戦という状況。今回もスタートが決まるかどうかだろう。

カミノメグミ 九州産限定戦で初勝利を挙げ、続くJRA遠征は7着でも、4コーナーまで先頭。前走は大敗を喫したが、本来のスピードを発揮できれば侮れない。

ミスカゴシマ JRA遠征では6着だったが、佐賀競馬場では4戦4勝。時計的にも断然で、今回も首位争いが必至だろう。

エアーポケット 7月中旬のデビュー戦を差し切ったが、休み明けでの2戦目が重賞は厳しい条件。それでも素質的に無視しにくい存在といえる。

ミヤノクリステン デビュー戦は僅差2着だったが、その後は苦戦続きで6戦目の前走が初勝利。それでも馬体が絞れた現状ならば、再度の逃げ粘りが可能だろう。

ヘンシン デビュー戦から差のある敗戦が続いたが、最近2戦は好位差しの競馬で好走。今回の相手は強力だが、再度の流れ込みが狙えるかもしれない。

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   レースの狙い
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ミスカゴシマは佐賀競馬場での成績が断然で、時計的にも優位。相手は混戦だが、スピードがあるカミノメグミを筆頭に取る。徐々に良化の感があるミヤノクリステンにもチャンスがありそう。差し脚を長く使えるムーンパスリターンも押さえたい。ボディハッカーは成績的にいまひとつだが、メンバー的に3連勝式の候補として考えておきたい。


JRA認定 九州ジュニアチャンピオン2歳オープンの出走表はこちら

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