重賞レース直前情報
■2019年10月09日
第52回瑞穂賞(門別)

10月9日(水)に門別競馬場にて、第52回瑞穂賞(3歳以上・外回り1800メートル・20時40分発走予定)が行われます。11月7日(木)の道営記念に向けて重要なステップレース。絶対王者スーパーステションは不在ですから、オヤコダカ、ヒガシウィルウィンらの出走馬9頭は、ここでタイトルをモノにしたいと意気込んでいるはず。道中の駆け引きを含め注目の一戦となりそうです。

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    過去の傾向
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過去5年の結果からデータをみていく。1番人気は2勝、3着2回。3着以内はすべて5番人気以内で、昨年の3着馬(5番人気)を除けば4番人気以内。連対馬はすべて6歳以下で、近4年では3歳か4歳が1から2頭連対と若い世代の活躍が目立つ。近3戦で2着または3着がある馬が1頭以上連対。3走前がその年の6月末より前だった馬が1頭だけ連対しているデータもある。

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    出走馬短評
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ステージインパクト 今季は6戦して特別戦の1勝のみだが、すべて掲示板内と安定。重賞ではコスモバルク記念4着、赤レンガ記念2着、旭岳賞5着だが3レースとも制したスーパーステションが不在だけに浮上の余地はある。

モズオトコマエ 今季初戦を勝利で飾ると続く赤レンガ記念は3着。兵庫に遠征した六甲盃では7着に敗れたが、続く前走の星雲賞では3着と巻き返しており、この相手関係なら善戦が可能だ。

オヤコダカ 16から17年に重賞8勝した実績馬も昨季は未勝利だったが、今季は5戦すべて連対。星雲賞でスーパーステションにクビ差で食い下がった底力には注目できる。

モズノーブルギフト JRA1勝から今年4月に転入。初戦のC2級下など6勝を含む8戦連続連対中。ただ重賞初挑戦と条件が一気に上がる今回は少々厳しいかもしれない。

エスシーレオーネ 今季は4勝を含め8戦すべて掲示板内と崩れなし。前走の旭岳賞は勝ち馬にはちぎられたが、オヤコダカとは僅差の4着と健闘しており、上位進出のシーンもありそうだ。

バルダッサーレ 3歳時は大井で東京ダービーを制し、昨春以降は短距離からマイルで善戦傾向。8月の転入後は1800メートルで2連勝しており、同距離のここでも好勝負が期待できる。

ヒガシウィルウィン 17年のジャパンダートダービーJpnIなど南関東で重賞5勝という実績馬。前走の旭岳賞で3着など詰めひと息な近況だが、実力的にマークは欠かせない。

そのほか、パイロスター、モルトベーネが出走する。

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   レースの狙い
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スーパーステションが不在なら、旭岳賞など今季重賞で2着が3度あるオヤコダカが最有力。距離短縮も味方になりそう。バルダッサーレは転入後2戦2勝と底を見せておらず重賞の舞台でも好勝負を期待。旭岳賞3着ヒガシウィルウィン、4着エスシーレオーネも押さえたい。距離延長がプラスのモズオトコマエを3連勝式の候補として挙げておく。


瑞穂賞〔H2〕(ヴィクトワールピサ賞)一般オープンの出走表はこちら
 

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