重賞レース直前情報 |
10月24日(木)に門別競馬場にて、第6回サッポロクラシックカップ(2歳・外回り1200メートル・20時40分発走予定)が行われます。未来優駿2019の対象競走となっているこのレースは、短距離のオープンクラスのレースには多くの選択肢があるからか、例年少頭数になる傾向があり、今年の出走馬は8頭。しかしながら、粒ぞろいのメンバー構成になっており、今後を占う意味でも楽しみな一戦になりそうです。
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過去の傾向
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過去5年の結果からデータをみていく。単勝1番人気は3勝、2着1回。連対馬はすべて4番人気以内となっている。当日の馬体重が480キロ以上だった馬が1頭以上連対。2走前までに1200メートル戦で2から3着があった馬が1頭だけ連対しているデータもある。3着以内馬15頭のうち牝馬は2頭だけだが、その2頭は前走が牡馬相手の重賞で1着、またはエーデルワイス賞JpnIIIで5着以内だった。
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出走馬短評
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エンジェルパイロ 5月のデビュー戦を快勝し、続く栄冠賞では4着、前走のリリーカップでは6着と重賞ではひと息の成績だが、立ち回り次第では上位を狙える。
ノーザンヴィグラス デビュー3戦目でJRA認定戦を勝利。前走のイノセントカップでは5着で、6戦すべてで掲示板内を確保。ここでも大崩れはなさそうだ。
レッドカード デビュー2走目の一般戦で初勝利を挙げると、2走前は出遅れたがJRA認定戦を勝利。前走は4着に敗れたが、決め手をいかせる流れなら巻き返しが見込めそうだ。
ヘイセイメジャー デビュー戦を快勝し、栄冠賞2着で、前走のイノセントカップで重賞初制覇。馬券圏外となったのは1700メートル戦とJRA遠征の2戦のみで、この距離なら重賞連勝も圏内だ。
リンノカーニバル デビュー2走目の一般戦で初勝利を挙げ、3走前にはJRA認定戦を勝利。その後2走は行き脚がつかない印象だけに1200メートルへの距離延長で変わり身があるかもしれない。
アザワク デビューから2連勝で臨んだ函館2歳ステークスGIIIは12着。それでも続く2走前を勝利すると、前走のエーデルワイス賞JpnIIIでは2着と力を示しており、牡馬相手でも首位争いが可能だろう。
マナホクレレ デビュー戦は4着だったが、以降は3勝を含め5戦連続で連対。ここ2走はJRA遠征と重賞挑戦で掲示板外に敗れ、今回は出走取消明けになるが穴で押さえておく手はあるだろう。
そのほか、スイートティアラが出走する。
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レースの狙い
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アザワクは地元では4戦3勝、2着1回。牡馬相手でも重賞初制覇が狙える。ヘイセイメジャーは勝ち切れなかった1200メートルを前走で克服しており重賞連勝のシーンも。エンジェルパイロは重賞ではひと息も、脚の使いどころひとつで上位争いに加わる。阿部龍騎手のテン乗りにも注目したい。堅実駆けが魅力のノーザンヴィグラスもスムーズに運べれば善戦以上が期待できる。マナホクレレは出走取消明けのぶん割引は必要だが、能力的にも警戒は必要だ。
※ホッカイドウ競馬のダートグレード競走は、市中銀行会員のみ投票できます。
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