重賞レース直前情報
■2019年10月20日
第9回OROターフスプリント(盛岡)

10月20日(日)に盛岡競馬場にて、第9回OROターフスプリント(芝1000メートル・16時05分発走予定)が行われます。北海道から3頭、船橋と川崎、愛知から各1頭の遠征馬が出走する13頭立ては、比較が難しいメンバー構成。潜在的に持っているスピードと、芝適性を含めて検討したい一戦といえます。なお、当日の盛岡競馬は全11レースが実施されますが、このレースは第8レースに組まれているのでご注意ください。

 ------------------------------
    過去の傾向
 ------------------------------
過去5年の結果をみていく。1番人気馬は1勝、2、3着各1回だが、4年前と5年前は4着以下。3着内馬の組合せは、1から4番人気馬から2頭と6から7番人気馬から1頭となっている。岩手所属馬で3着以内に入った馬は12頭いるが、そのうち11頭は前走がハーベストカップ。最近3年は他地区からの遠征馬が3着以内に1頭だけ入っている。その3頭は、岩手以外の騎手が騎乗していた点も共通している。

 ------------------------------
    出走馬短評
 ------------------------------
メイショウブイダン 北海道からの遠征馬。JRAの芝短距離で4勝を挙げたが、2016年9月以降は苦戦続き。北海道でも大敗が続いているが、今回の条件なら一変が狙える。

コスモロングソード 昨年のこのレース2着馬で、盛岡の芝1000メートルでは4戦とも連対。今回はそれ以来の短距離戦だが、今年もマークが必要な存在といえる。

サレンティーナ JRAの芝で2勝を挙げ、岩手移籍後は芝で3戦1勝。タイプ的に距離短縮が歓迎材料になりそうで、相手関係からも善戦以上が見込めそうだ。

エイシンテキサス 愛知からの遠征馬。佐賀所属時に園田FCスプリントを制し、今年は日本海スプリントを勝利。昨年は岩手所属で、このレースで4着に入っている。

タイセイプライド 北海道からの遠征馬。2歳時にJRAの芝で3勝を挙げ、北海道ではダートで1勝。最近の成績はいまひとつだが、この条件ならチャンスが十分あるだろう。

ケンガイア 船橋からの遠征馬。通算11戦で3着以内はすべて1200メートル以下というスプリンター。今回は3戦連続での盛岡遠征で、さらにこの距離ならスピードで押し切る可能性がある。

ユイノルフィ 昨年はB級の芝1000メートルで3連勝を挙げ、ハーベストカップでも2着に入ったがこのレースでは7着。今年は前走が3着だったが、善戦以上を狙いたいところだ。

コスモリョウゲツ JRAでは未勝利だったが、岩手では好成績で、盛岡では連対率100%で、芝で6勝という成績。この距離は課題でも、勝機が十分ありそうだ。

フィールザスマート 北海道からの遠征馬。JRA所属時にジャパンダートダービーJpnIで3着に入ったが、2016年の夏以降は大敗続き。初の芝という点も含めて強調しにくい。

ヒシコスマー 川崎からの遠征馬。2歳時にJRAの芝で2勝を挙げたが、それ以降は大敗続き。しかし前走のOROカップでは12番人気で2着に激走。再度の好走には要警戒だ。

そのほか、アイアンクロー、ペキノワ、ロックオンが出走する。

 ------------------------------
   レースの狙い
 ------------------------------
かなりの混戦だが、距離短縮が心配でも盛岡の芝で好成績を挙げているコスモリョウゲツに期待。コスモロングソードは芝1000メートルで連対率100%という実績を評価して2番手とする。ユイノルフィもこの条件なら首位争いに加わりそう。エイシンテキサスはスタート五分なら残り目が考えられそうだ。この条件が合いそうなメイショウブイダン、タイセイプライドが連下の穴。スピードがあるケンガイアを3連勝式の候補として挙げておきたい。


OROターフスプリント(M2)オープンの出走表はこちら

齊藤修の予想にのる

テシオブログの予想にのる
 
 初心者にオススメ!AI予想
[9]ページ先頭へ
※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。