重賞レース直前情報
■2019年11月10日
第15回黒潮マイルチャンピオンシップ(高知)

11月10日(日)に高知競馬場にて、第15回黒潮マイルチャンピオンシップ(3歳以上・1600メートル・18時00分発走予定)が行われます。1着賞金は2009から12年の50万円を底に年々増額され、今年はレース史上最高額となる300万円に。今年は10頭が参戦する秋のマイル王決定戦は、顔ぶれ的に混戦模様。各馬の力量比較、展開面を加味して予想する必要がありそうです。

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    過去の傾向
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過去5年の結果からデータをみていく。単勝1番人気は1、2、3着各1回。昨年こそ2→7→5番人気で決まったが、それ以外の年の連対馬は3番人気以内で3着も4番人気と堅く収まる。連対馬はすべて、前走で連対または他地区の重賞に出走。3走前が建依別賞または珊瑚冠賞だった馬が1から2頭3着以内に入っているデータもある。

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    出走馬短評
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ヨッテケ JRA未勝利から転入後、今年2月に通算11勝目を挙げて以降は、だるま夕日賞5着を含め善戦までという成績。先行できないと脆い面があるだけに同型次第ではといったところだ。

イッツガナハプン 昨年は珊瑚冠賞など重賞を3勝したが、今年は準重賞を含めて未勝利。休み明けをひと叩きして前進がありそうだが、折り合い面が課題となる。

ウォーターマーズ JRA3勝から今年8月に転入し、珊瑚冠賞2着など6戦連続で3着以内と好走。1600メートルも2走前に勝利していることから首位争いが期待できる。

アーチザスカイ JRA未勝利から転入後は、A級でも堅実に駆けて今年のトレノ賞でも3着。先手を取ることができた近3走は3着以内と安定しており、ここも展開面がカギとなる。

キャプテンオリオン 昨年12月の転入後はC級からクラスを上げ初のオープン戦で快勝すると、二十四万石賞と福永洋一記念で2着と好走。夏休み明けの2戦は体重増もあってか差のある6、4着だけに、当日どれだけ絞れているか。

ファドーグ 4連勝で挑んだ建依別賞では差し脚届かず4着。距離延長の珊瑚冠賞でも3着と善戦止まりで、勢いに翳りがみられる近況。しかし差しタイプだけに距離延長はプラスだろう。

チャオ 昨年はこのレース2着を含め重賞でも善戦傾向を示していたが、今年の成績はいまひとつ。前走は3月以来となる久々の勝利を挙げたが、このメンバーでは少々厳しいだろう。

そのほか、キクノグラード、サクラエール、グレナディアーズが出走する。

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   レースの狙い
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ウォーターマーズは条件、距離を問わず安定しておりここでも好勝負が期待できる。アーチザスカイはすんなりハナに行ける展開なら粘り込みが十分。ファドーグは決め手はあるだけに前崩れの展開で要警戒。イッツガナハプンは叩き2走目で前進が期待できる。昨年のこのレースで2着のチャオと実績上位のキャプテンオリオンを連下の穴として挙げておく。


黒潮マイルチャンピオンシップ3歳以上の出走表はこちら

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