重賞レース直前情報
■2019年11月27日
第21回兵庫ジュニアグランプリ JpnII(園田)

11月27日(水)に園田競馬場で、第21回兵庫ジュニアグランプリJpnII(2歳・1400メートル・15時50分発走予定)が行われます。JRAからはイロゴトシ、メイショウテンスイ、テイエムサウスダン、ファシネートゼット、ゲンパチマイティーが出走。地方他地区勢はアザワクら(北海道)2頭が遠征。地元兵庫勢はエキサイターら5頭が迎え撃ちます。12頭の熱き戦いにご期待ください。

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過去の傾向
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過去5年で3着以内に好走した馬の人気を見ると、極端な傾向が見て取れる。2015年と17年、18年は上位人気3頭が3着以内を独占しており、非常に堅い決着。いずれの年も勝ち馬は1番人気だ。15年1着のサウンドスカイは続く全日本2歳優駿JpnIを制覇。18年1着のデルマルーヴルも次走同レース2着で、翌年のジャパンダートダービーJpnIも2着と好走。勝ち馬が後のJpnIでも好走した。17年1着のハヤブサマカオーも含め、3頭は前走1勝(500万)クラスの特別戦(ダート1400メートル)を強い内容で勝利していた。こうした中央馬が出てくれば人気サイドで収まる可能性が高いだろう。一方、14年、16年は波乱の決着。1、2番人気は4着以下に敗れ、14年にはオヤコダカ(北海道)、16年にはローズジュレップ(北海道)とともに6番人気が連対。ともに前走は門別で行われたレースに出走していた。14年1着のジャジャウマナラシ(浦和)は、前走はハイセイコー記念で5着。13年以前のレースでは地元兵庫の馬も2、3着には入っており、地方勢は何がきてもおかしくない。

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JRA所属馬短評
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イロゴトシはオープン特別のひまわり賞を勝利しているが九州産馬限定戦。ダートも初めてで苦戦必至か。

メイショウテンスイはダートで2戦2勝。しかし、両レースともに勝ち時計は平凡だ。

テイエムサウスダンはダートで4戦2勝。未勝利戦は8馬身差の圧勝で、勝ち時計も優秀。前走なでしこ賞も勝ちっぷりがよく、時計的にもまずまずだった。同レースはサウンドスカイ(15年)やハヤブサマカオー(17年)も勝利しており、兵庫ジュニアグランプリJpnIIと非常に相性がいい。

ファシネートゼットもダートで2戦2勝。前走は1勝クラスの平場戦だったが、勝ち時計は水準並みだろう。ヘニーヒューズ産駒にはワイドファラオ(ユニコーンステークスGIII)やドンフォルティス(北海道2歳優駿JpnIII)がいる。早い時期に動けて、ダートの適性も高い。

ゲンパチマイティーはダートで2戦1勝。前走東京ダート1600メートルを勝ち上がった。ただ、勝ち時計は平凡だ。

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地方所属馬短評
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地元兵庫の馬はイチライジンとエキサイターに注目が集まりそう。園田1400メートルで1分29から30秒台の勝ち時計がある。そこから今回、どれだけ時計を詰めることができるか。アザワク(北海道)は2走前にエーデルワイス賞JpnIIIで2着に入っている。

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予想のポイント
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中心はテイエムサウスダン。好ステップのなでしこ賞をまずまずの時計で制しているのは、大きな強み。グランド牧場生産のサウスヴィグラス産駒というバックボーンも好感触だ。中央勢の2番手はファシネートゼット。実績的にはメイショウテンスイも軽視はできないが、地方勢にも十分チャンスがありそうだ。


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