重賞レース直前情報
■2019年11月24日
第22回金沢ヤングチャンピオン(金沢)

11月24日(日)に金沢競馬場にて、第22回金沢ヤングチャンピオン(2歳・1700メートル・16時05分発走予定)が行われます。11頭の出走馬のなかで、重賞を制した実績がある馬はなし。全体的に混戦という感がある顔ぶれですから、1700メートルへの適性を重視して臨むという手があるのかも。今年は出走馬がすべて、この距離が初めてということになりますから、血統面の要素と展開の推理がより重要になるかもしれません。

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    過去の傾向
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過去5年の結果をみていく。1番人気が5年とも勝利。連対馬はすべて前走が重賞で、兼六園ジュニアカップで2着以内に入っていた馬が1頭だけ連対している。2走前が2歳1組、JRA認定戦または重賞のいずれかで1着だった馬が1頭だけ連対しているのも特徴的だ。3年前を除き、3走前が門別だった馬が1頭だけ連対。連対馬10頭のうち9頭はこのレースまでに7戦以上を消化していた(唯一の例外は、4戦4勝で臨んだ3年前の優勝馬ヤマミダンス)。

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    出走馬短評
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フジヤマブシ 7月のデビューから6戦4勝で、JRA認定戦と兼六園ジュニアカップが2着。差し脚を長く使える点も有利になりそうで、今回の顔ぶれなら勝利が狙える。

ハートフルシーン JRAでは2戦とも大敗したが、金沢では移籍初戦と2戦目を圧勝。前走の金沢プリンセスカップは先行できずに大敗したが、展開ひとつで巻き返しが可能だ。

ドンナフォルテ 金沢プリンセスカップでは差のある2着に敗れたが、ここまでの成績は上々。前走の金沢シンデレラカップは7着でも、地元馬同士なら牡馬相手でも侮れない。

カガノホマレ 9月の新馬戦を快勝し、続く兼六園ジュニアカップでは逃げ粘ったが4着。キャリア不足は気になるが、今回もそのスピードには要警戒といえるだろう。

ノブマル 北海道の一般戦で勝利を挙げたが、JRA認定戦では5戦して4着まで。金沢では3戦とも善戦止まりとなっており、今回も詰めが課題になりそうだ。

シオジレア ここまで7戦2勝だが、差のある敗戦も多いという成績。それでも最近4戦は後方から差を詰める競馬を見せており、ここでも展開的に恵まれるかもしれない。

リザード 北海道では4戦して、一般戦で2着3回。金沢では4戦して2着以内が2回だが、そのほかの2回がともに差のある敗戦を喫している点が気にかかる。

ストロングフーヴス 北海道では2戦とも大敗したが、金沢では移籍2戦目以外は好走。兼六園ジュニアカップでも僅差3着に粘っており、ここでも先行して押し切りが期待できる。

エムティエーレ 北海道では5戦して、一般戦での3着が最高着順。それでも金沢では移籍初戦と2戦目を制し、前走の金沢シンデレラカップは6着でも地元所属では最先着だった。

そのほか、アウマクア、グラムデイジーが出走する。

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   レースの狙い
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フジヤマブシは好位差しが安定しており、最内枠をこなせば差し切り十分。ドンナフォルテは前走大敗でも、ここなら先行策からの押し切りが期待できる。ストロングフーヴスは詰めが課題だが単騎逃げからの粘り込みが考えられそう。堅実に差を詰めてくるシオジレアにも警戒が必要だ。カガノホマレは距離延長に対応できそうで、岡部誠騎手を起用した点が不気味。先行力があるエムティエーレにも要マーク。


金沢ヤングチャンピオン(バトルプラン賞)2歳の出走表はこちら

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