重賞レース直前情報
■2019年11月28日
第40回浦和記念 JpnII(浦和)

11月28日(木)に浦和競馬場で、第40回浦和記念JpnII(3歳以上・2000メートル・15時25分発走予定)が行われます。JRAからはケイティブレイブ、アイファーイチオー、ロードゴラッソ、アナザートゥルース、デルマルーヴルが出走。地方他地区からはナラ(笠松)が遠征。地元南関東勢はセンチュリオン(浦和)ら6頭が迎え撃ちます。12頭の熱き戦いにご期待ください。

*********
過去の傾向
*********
昔からGI/JpnI戦線の狭間にあるレースだが、今年はチャンピオンズカップGIと同じ週に行われる。よってトップクラスの実力馬の出走は少なく、拮抗したメンバーになりやすい。過去10年でみても、1、2番人気馬のワンツー決着は一度もない。基本的には中央馬が中心だが、伏兵馬の食い込みも十分考えられる。JBCクラシックJpnI敗退馬や、白山大賞典JpnIIIや日本テレビ盃JpnIIの善戦馬には注意。地方馬も十分通用するレースで、特に浦和コースを得意としている馬が有力となる。

************
JRA所属馬短評
************
ケイティブレイブは実績を考えれば断然の存在。本来はチャンピオンズカップGIにいなければいけない馬だ。ただ、3月のドバイワールドカップGIを疝痛で出走取消。帰国も遅れたようで、ここまでレースを使えなかった事態は重くみるべきだろう。状態面がどれぐらい整っているかが気になる。

アイファーイチオーはオープンクラスに上がってから極端な成績。相手が強かった名鉄杯や太秦ステークスは惨敗。しかし、左回りは得意で2走前には新潟のBSN賞を2番手から競り勝った。気分よくレースができれば侮れない。

ロードゴラッソは前走JBCクラシックJpnIが勝ち馬から2秒3差と離された7着。相手が強かったとはいえ、地方馬3頭に先着を許すなど、負けすぎの印象だ。今年は浦和で行われたこともあって、ネガティブな材料として判断せざるを得ない。

アナザートゥルースは前走みやこステークスGIIIが6着。勝負どころでの見せ場が薄い内容で、実力を考えると明らかに物足りない競馬だった。これを叩いてどこまで良化してくるか。

デルマルーヴルは勝ち星から遠ざかっているが、堅実な走りは見せている。前走白山大賞典JpnIIIではグリムの2着と古馬相手でも結果は出した。地方のダートの方が信頼はできそうだ。

*************
地方所属馬短評
*************
センチュリオン(浦和)は前走JBCクラシックJpnIで3着。上位2頭には離されたがチュウワウィザードとオメガパフュームに次いで入線できたことは立派。このレースで連覇がかかるのはオールブラッシュ(大井)。近走は成績がひと息だが、軽視はできない。

*************
予想のポイント
*************
中央勢は取捨が難しい。不安要素が少ないデルマルーヴルが一番手か。浦和は初めてだが、苦にするような感じはしない。地方勢のセンチュリオン(浦和)やオールブラッシュ(大井)にも勝機は十分ありそうだ。


浦和記念(Jpn2)3上オープンの出走表はこちら
 

※浦和競馬のダートグレード競走は、市中銀行会員のみ投票できます。

[9]ページ先頭へ
※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。