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第62回道営記念（門別）

11月7日（木）に門別競馬場にて、第62回道営記念（3歳以上・外回り2000メートル・20時40分発走予定）が行われます。ファン投票1位で地元重賞11連勝中の王者スーパーステションは不出走となりましたが、今年は12頭が参戦。そのなかには一昨年の優勝馬や連勝中の3歳馬など、バラエティ豊かな実績馬が揃いました。今季のホッカイドウ競馬を締めくくるに相応しい一戦になりそうです。

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 　　 過去の傾向
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過去5年の結果からデータをみていく。単勝1番人気は3勝、2着2回とすべて連対。連対馬はすべて1から4番人気となっている。近3年では9から10番枠の馬が3着以内に1頭以上入線している。またその年の瑞穂賞を制した馬が3着以内に入っている。連対馬はすべて前走で3着以内に入っていた。通算10勝以下の馬が1頭だけ連対しているデータもある。

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 　　 出走馬短評
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ヒガシウィルウィン　17年のジャパンダートダービーJpnIを含め南関東で重賞5勝との実績は上位。北海道再転入戦を勝利して以降は、瑞穂賞2着など勝ち切れていないが、実力的に軽視はできない。

クラキングス　北海道デビューから2勝を挙げ、南関東で5勝を追加。しかし北海道へ再転入した今季は善戦止まりという成績では苦戦必至といえそうだ。

モズオトコマエ　今季重賞では赤レンガ記念、星雲賞の3着が最高。休み明けの前走瑞穂賞は6着で、今回は叩いた上積みが見込め距離延長も歓迎だが、相手が強い。

ステージインパクト　今季は特別戦での1勝のみで、重賞では善戦止まり。しかし、一昨年のこのレースを勝利と舞台は合っているだけに、瑞穂賞4着からの前進はありそうだ。

バルダッサーレ　南関東に所属していた昨年、春以降はマイル以下で善戦傾向を示していたが、今年8月の転入後は前走の瑞穂賞を含め1800メートルで3連勝。3歳時には同距離の東京ダービーを勝利しており、ここでも好勝負が期待できる。

リンノレジェンド　北海道3歳三冠は5、2、3着と善戦止まりだったが、その後は黒潮盃、ダービーグランプリと重賞を連勝。初の古馬挑戦だが距離は合っていそうで首位争いが期待できる。

ドラゴンエアル　昨年のこのレースは3着で、今季も重賞では善戦傾向を示している。スーパーステションが不在の今回は展開面で向きそうな感はある。

オヤコダカ　16から17年に重賞8勝した実績馬も昨季は未勝利だったが、今季は6戦すべて3着以内と復活。このレースでは16、17年と2着があり、速いペースになれば持ち味をいかしてチャンスがありそうだ。

そのほか、エスシーレオーネ、サラトガスピリット、クオリティスタート、エスシーカレントが出走する。

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  　レースの狙い
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リンノレジェンドは地方全国交流の3歳重賞を連勝しており、古馬相手でも勝ち負けを期待。バルダッサーレは3連勝の勢いから久々の2000メートルでも上位争いが十分。強力な逃げ馬不在ならドラゴンエアルの好位づけからの粘り込みも考えられる。復活したオヤコダカも侮れない存在。ヒガシウィルウィンは詰めひと息な面があるが実績的に警戒が必要。一昨年の覇者ステージインパクトを3連勝式のヒモに。

道営記念〔Ｈ１〕（スクリーンヒーロー賞）一般オープンの出走表はこちら

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