重賞レース直前情報
■2019年11月03日
第7回イーハトーブマイル(盛岡)

11月3日(祝・日)に盛岡競馬場にて、第7回イーハトーブマイル(3歳・ダート1600メートル・18時10分発走予定)が行われます。岩手所属の3歳馬が同世代同士で走れる重賞はこれが最後。その舞台には東北優駿の優勝馬と2着馬が参戦してきました。そのほかにも重賞タイトルを持っている馬が2頭。その実績を持つ各馬に、条件戦で好走を続けている馬たちがどれだけ加われるのかが、予想の大きなポイントになりそうです。

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    過去の傾向
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過去5年の結果をみていく(昨年は準重賞。いずれも9月20日前後に実施)。1番人気は4連勝中だが、5年前は6→5→8番人気の順で入って波乱。最近4年でも、3年前以外は6から8番人気が2着または3着に1頭入っている。前走が3着以内だった馬が1頭だけ連対しているのも特徴的だ。ゼッケン1から3番の馬が1頭だけ連対しているデータもある。

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    出走馬短評
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ジェイケイブラック JRAでは3着1回で、そのほかのレースは大敗続き。しかし岩手移籍後はC級戦ながら4戦4勝で、そのいずれもが余裕のある勝利となっている。

グレートアラカー デビュー戦から好走続きで、やまびこ賞を圧勝して東北優駿は2着。しかし船橋に移っての前走は最後の直線で競走中止。今回は仕切り直しの一戦となる。

ラブヴィサージュ JRAのダート短距離で勝利を挙げたが、昇級後は2戦とも大敗。岩手では移籍初戦から連勝して3戦目の前走は4着だったが、同世代が相手なら見直せる。

パンプキンズ 2歳11月から7戦連続で連対し、東北優駿やダイヤモンドカップなどを勝利。不来方賞は3着でマイルチャンピオンシップ南部杯JpnIは大敗したが、この条件なら巻き返しが可能だ。

エムワンピーコ ここまで11戦8勝で、3着を外したのは前走のダービーグランプリだけ。この距離になるのは適性的に歓迎で、牡馬相手でも首位争いが期待できる。

ヤマショウブラック 岩手デビューから南関東に移り、羽田盃と東京ダービーに出走し、岩手復帰初戦の不来方賞をハナ差で勝利。今回も差し脚には警戒が必要だ。

コーラル JRA時は11戦して5着2回という成績。岩手移籍後は6戦して5連対で3着内率100%となっているが、ここに入っては見劣る感が否めない。

コンバットミニスタ 昨年12月に水沢で初勝利を挙げ、その後は南関東で苦戦が続き、岩手に戻って2勝を追加。相手なりに走れる面はあるが、上位争いまでは厳しそうだ。

リュウノボサノバ 昨秋に船橋でJRA認定戦を勝ち、岩手に移って1勝を挙げてダイヤモンドカップで2着。タイプ的にマイル戦は合っていそうだが、今回の相手は強すぎる。

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   レースの狙い
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上位拮抗のメンバーだが、マイル戦なら好位差しが狙えるエムワンピーコを主軸に指名。パンプキンズは今回も主導権を取れれば粘り込みが可能だろう。グレートアラカーは再転入初戦で状態面が気になるが、地力的に無視できない存在。ヤマショウブラックのしぶとい差し脚にも警戒が必要だ。あとは少々差がありそうだが、前走4着でも先行力があるラブヴィサージュ、4連勝中のジェイケイブラックを3連勝式の候補として挙げておく。


イーハトーブマイル(M3)3歳の出走表はこちら

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