重賞レース直前情報
■2019年11月17日
第8回土佐秋月賞(高知)

11月17日(日)に高知競馬場にて、第8回土佐秋月賞(3歳・1600メートル・18時00分発走予定)が行われます。今年は10頭が参戦しますが、西日本ダービー馬アルネゴーが不在の顔ぶれなら高知二冠馬ナンヨーオボロヅキに人気が集まりそう。しかし同馬は高知のマイル経験がなく、初対戦となる馬も3頭。順当な決着となるのか、それとも他馬が王座を奪うのか。高知でこの世代最後の3歳重賞に注目です。

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    過去の傾向
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過去5年の結果からデータをみていく。単勝1番人気は3勝、2、3着各1回。3着内馬のうち2から3頭は1から4番人気だ。2走前までに2着または3着があった馬が1から2頭連対している。なお近4年の連対馬は、黒潮菊花賞1から3着馬と、同4から8着馬の組み合わせとなっている(5年前は黒潮菊花賞1、2着馬のワンツー)。

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    出走馬短評
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グリグリ JRAではデビュー戦での2着が最高だが8戦中7戦が5着以内と善戦続き。今年9月の高知初戦のC2級で初勝利を挙げ、その後2戦はともに2着。重賞初挑戦の今回は試金石になりそうだ。

モズヘラクレス 今春JRAでデビューし未勝利で、北海道での3戦目で初勝利。高知初戦の前走は1400メートルとはいえ同日のA級戦よりコンマ2秒遅いだけのタイムで快勝しており、吉原寛人騎手への手替りも不気味だ。

アポロン 高知三冠では、黒潮皐月賞4着、高知優駿10着で、黒潮菊花賞へは不出走。C3級で未勝利という現状だが、高知マイルの3歳準重賞で2着の実績は侮れない。

パワープラント JRAではデビュー戦、2戦目と連続2着。今年7月の高知初戦のC3級を快勝したが、以降はひと押し不足。3歳準重賞で2戦とも大敗では厳しいだろう。

ペイシャスプリング JRAでは2戦とも大敗だったが、今春の転入後は5戦連続で連対。外めの枠を引いたときのほうが好成績で、揉まれずに行けるかがカギになりそうだ。

ヘニーオーザ JRAでは8戦して4着以内が6度。今年10月の転入初戦でナンヨーオボロヅキから3/4馬身差の2着に粘ったが、当時は新人騎手起用で3キロ減。定量戦のここでどこまでやれるか。

ナンヨーオボロヅキ 黒潮皐月賞では3着に敗れたが、高知優駿、黒潮菊花賞と二冠を制覇。当地では10戦8勝、2、3着各1回と崩れておらず、ここでも早め先頭から押し切れそうだ。

ディアレイカ 高知優駿では6着だったが、その後は本格化し黒潮菊花賞2着など大崩れが少ない成績。半姉ディアマルコはこのレースを制しており血統的にも魅力がある。

そのほか、トーセンチェロキー、トーセンミラクルが出走する。

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   レースの狙い
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ナンヨーオボロヅキは高知二冠と実績断然で、今回も先行押し切りに期待。ヘニーオーザは慣れも見込める転入3走目で上位争い十分。モズヘラクレスは実績的には乏しいが、吉原寛人騎手とのコンビで要警戒。黒潮菊花賞2着ディアレイカを連下
の筆頭としてマークしたい。ペイシャスプリング、アポロンを3連勝式のヒモとして押さえておく。


土佐秋月賞3歳3歳の出走表はこちら

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