重賞レース直前情報
■2019年12月09日
第18回寒菊賞(水沢)

12月9日(月)に水沢競馬場にて、第18回寒菊賞(2歳・1600メートル・15時15分発走予定)が行われます。出走する11頭のうち7頭は知床賞で対戦しているので力量比較はしやすいといえますが、盛岡と水沢では違う結果になる可能性が大。その点を考えつつ、予想していくべきでしょう。昨年はパンプキンズ、一昨年はチャイヤプーン、3年前はベンテンコゾウが優勝。今年もその活躍馬たちに続く馬の登場を期待したいものです。

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    過去の傾向
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過去5年の結果をみていく。単勝1番人気は3勝しているが、2着と3着がなし。2番人気は4頭、3番人気は5頭が3着以内に入り、3着内馬はすべて5番人気以内となっている。3走前が門別だった馬が1から2頭連対。2走前までに岩手で2から3着に入っていた馬が1頭だけ連対しているのが面白い。3着内馬の内訳は、牡馬が12頭で牝馬が3頭となっている。

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    出走馬短評
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ナーリー 北海道のデビュー戦で2着に入り、3戦目の岩手移籍初戦でJRA認定戦を勝利。しかしその後は若駒賞4着、南部駒賞10着と下降傾向になっている。

ウォールフラワー 北海道では牝馬限定の一般戦で1勝を挙げ、全体的に大崩れが少ない成績。今回は岩手移籍初戦だが、小柄でも主導権を取って粘り込みたいところだろう。

グランコージー 6月のデビュー戦から4連勝し、JRA認定戦と若駒賞を勝利。前走の南部駒賞では先手主張から失速したが、岩手所属馬同士なら巻き返しが必至だ。

シンボ 北海道の一般戦で勝利を挙げて、ジュニアグランプリと知床賞で2着。三度の岩手遠征となった南部駒賞は7着だったが、岩手移籍初戦なら輸送がない分、有利だろう。

バイクミレー 9戦して、3着以内が7回と堅実。過去の2勝は北海道の一般戦で、前走は知床賞で3着という成績なら、今回も善戦以上が期待できる。

エイシンハルニレ 北海道のJRA認定戦で勝利を挙げ、岩手移籍後はJRA認定戦で2着と3着に入り、若駒賞で2着。前走は盛岡の芝で大敗したが、コース替わりなら見直せそうだ。

サンエイキングダム 盛岡のダートでデビュー戦を圧勝したが、その後の3戦は善戦まで。それでも相手なりに走れるタイプといえそうで、ここでもマークが必要だろう。

チャルメーラ 北海道では一般戦での1勝だけだが、5戦とも3着以内と堅実。前走の知床賞では5着に敗れたが、大外枠でも先手主張が叶えば押し切りが狙えそうだ。

そのほか、エムワンリーフ、リュウノロビン、アルマドールが出走する。

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   レースの狙い
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バイクミレーは知床賞でしぶとく粘った内容が良好で、ここなら先行策から押し切れそう。グランコージーは競らずに先行できれば粘り込みが可能。シンボは堅実に差を詰めるタイプで、展開的に恵まれそう。チャルメーラは展開がカギだが、転入3走目の上積みを含めて粘り込みに警戒が必要だ。エイシンハルニレは前走が度外視可能で、岡部誠騎手の起用も含めて要注意。善戦傾向があるサンエイキングダムを連下の候補として挙げておきたい。


寒菊賞(M3)2歳の出走表はこちら

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