重賞レース直前情報
■2019年12月08日
第55回中日杯(金沢)

12月8日(日)に金沢競馬場にて、第55回中日杯(3歳以上・2000メートル・16時05分発走予定)が行われます。以前の2300メートルから1900メートルまたは2000メートルのレースに変更されてから5年目。今年も重賞実績がある馬と、これから重賞実績を作ろうという馬たちが揃いました。直近の開催日は不良馬場でしたが、それがどのくらい回復しているのかには要注意。スピードで押し切れる馬か、それとも底力をもつ馬か。その判断が重要といえます。

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    過去の傾向
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過去5年の結果をみていく(5年前は2300メートル、4年前は1900メートルで実施)。1番人気は5年前と4年前に勝利を挙げたが、2000メートルになってからの過去3年は3着以内がなし。2番人気は5年とも3着以内に入っており、最近3年は7から8番人気が1頭だけ連対している。前走が重賞だった馬が1頭だけ連対。2から3走前に4から6着があった馬が1頭だけ連対しているデータもある。ゼッケン3から4番の馬が3着以内に1頭だけ入線。過去5年のうち4年で平瀬城久騎手が3着以内に入っている。

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    出走馬短評
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マヤノガルネリ JRAと南関東では未勝利で、金沢で今年5月に初勝利。それ以後はまずまずの成績を残しているが、今回の相手は強力だ。

ムーンファースト 3歳時にMRO金賞、4歳時の昨年に金沢スプリングカップを制したが、それ以降は未勝利。今回は休み明けという点からも、強調しにくい感がある。

ロンギングルック 石川ダービーと加賀友禅賞を制し、通算18戦のうち16戦が3着以内と堅実。古馬相手の重賞は初めてになるが、相手なりに走る可能性はありそうだ。

グルームアイランド 4年前のこのレースの優勝馬で、その後も重賞戦線で好走。前走の北國王冠は5着でも、地元所属馬では最先着という結果なら、割り引く必要はないだろう。

ティモシーブルー 白山大賞典JpnIIIではしぶとく5着に入ったが、北國王冠では8着。それでもこの距離ならば、今年の百万石賞を制した実力が見直せる。

ヤマミダンス 昨年のこのレースの優勝馬だが、今年の前半は苦戦。しかし7月以降の5戦はすべて連対と持ち直しており、3連勝中という状況ならば、連覇が期待できそうだ。

イーゼル 門別で7勝、大井と名古屋で各1勝し、金沢では当初の3戦で大敗したが、前走は行き脚一変で勝利。ブリンカー装着馬で、今回も気分が乗ればというところだろう。

トウショウデュエル JRA時に3勝を挙げたが、3着以内はすべて1200メートル以下。しかし移籍初戦の前走は1900メートルで勝利を挙げており、今回も展開ひとつで善戦以上が狙えそうだ。

フェイマスラブ 全体的に善戦傾向がある馬だが、重賞では3回とも牝馬限定戦で5着か6着。今回の相手では、上位争いまでは見込みにくい。

そのほか、ブラックビアド、メジャーシップ、マイネルリボーンが出走する。

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   レースの狙い
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ヤマミダンスは最近の成績が良好で、この顔ぶれならば連覇の可能性が高そう。グルームアイランドも地力的に上位で、休み明け3走目の上積みにも期待ができる。ティモシーブルーは前走がいまひとつだったが、地力的に見限れぬ存在。ロンギングルックは相手強化の一戦となるが、流れ込みには要警戒だ。トウショウデュエルは展開次第だが、今回も折り合いひとつで上位まで。穴は先手が取れそうなイーゼル。


中日杯3歳以上オープンの出走表はこちら

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