重賞レース直前情報
■2019年12月11日
第65回クイーン賞 JpnIII(船橋)

12月11日(水)に船橋競馬場で、第65回クイーン賞JpnIII(3歳以上牝馬・1800メートル・20時05分発走予定)が行われます。JRAからはアンデスクイーン、ラインカリーナ、プリンシアコメータ、トーセンガーネットが出走。地方他地区勢はナラ(笠松)ら3頭が遠征。地元南関東勢はミッシングリンク(浦和)ら5頭が迎え撃ちます。12頭の熱き戦いにご期待ください。

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過去の傾向
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過去5年、1番人気は【3.1.0.1】。そのうち2勝、2着1回がトロワボヌールだが、優秀な成績と言えるだろう。昨年は連覇を狙ったプリンシアコメータが1番人気で10着に敗れてしまった。しかし、1着アイアンテーラー、2着サルサディオーネともに前走JBCレディスクラシックJpnIに出走していた。過去5年で3着以内に好走した15頭中12頭が前走同組であり、再戦ムードが色濃いレースだ。

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JRA所属馬短評
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アンデスクイーンは前走JBCクラシックJpnIに挑戦して、結果は8着だった。相手は強かったが、小回りの浦和も合わなかった可能性が高い。

ラインカリーナは前走太秦ステークスが4着。不良馬場の中、前半800メートル通過47秒3のハイペースで引っ張るという厳しいレースに持ち込んだ。上位3頭の顔ぶれもかなり強烈。次走の武蔵野ステークスGIIIで1番人気になるエアマルスと、次走でみやこステークスGIIIを勝つヴェンジェンス、エルムステークスGIIIを勝っているハイランドピーク。オープン特別ながら非常にレベルが高かった。

プリンシアコメータは前走レディスプレリュードJpnIIが2番人気で10着。1枠スタートから押して出ていくも、行きっぷりが悪く先行できなかった。実績的には当然上位だが、状態面で心配が残る。

トーセンガーネットは今年、浦和の桜花賞と、大井の東京プリンセス賞を優勝。南関東牝馬二冠を達成している。中央に転厩後は芝に挑戦したが、結果は厳しいものだった。ダートに戻って改めて期待といったところ。

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地方所属馬短評
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オルキスリアン(船橋)は昨年のこのレースで3着に好走した。左回りの方が実績豊富なので、今年も期待できそうだ。

ミッシングリンク(浦和)は前走JBCレディスクラシックJpnIが5着。着順は悪くないが、今年は1400メートルだったので少し忙しかっただろう。今回は距離延長で上積みがありそうだ。

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予想のポイント
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今年はJBCレディスクラシックJpnIが浦和1400メートルだったので、今回とのつながりはやや薄い。再戦という意味ではブリーダーズゴールドカップJpnIIIの方に注目だろう。アンデスクイーンとプリンシアコメータ、ラインカリーナの3頭が接戦だった。その後の状態や前走成績、船橋1800メートルの舞台を考慮して、今回はラインカリーナに注目。前走の結果にもひるまず先手を奪いにいってほしいところ。


クイーン賞(Jpn3)(指定交流)3上牝馬オープンの出走表はこちら
 

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