重賞レース直前情報
■2020年01月26日
第2回ウインターチャンピオン(佐賀)

1月26日(日)に佐賀競馬場にて、第2回ウインターチャンピオン(3歳以上・1400メートル・18時10分発走予定)が行われます。冬の時期に佐賀で行われる古馬が出走できる短距離重賞はこれだけですから、12頭の出走馬にとっては目標となる一戦。近走成績が良好な馬が多く、上位拮抗という感があるメンバー構成になりました。佐賀で5連勝中の馬に注目が集まりそうですが、伏兵の台頭にも警戒しておきたい一戦といえます。

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    過去の傾向
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昨年の同レースと、それ以前の同時期に実施されていたオープンクラスの1400メートル戦を対象に、過去5年分の結果をみていく。1番人気は2勝、2着2回。3年前は5→4→7番人気の順で入ったが、それ以外の4回は3着内馬が4番人気以内だった。2走前までに重賞(18年度まで実施されていたS2重賞は除く)以外のレースで2から3着に入っていた馬が1頭だけ連対。最近4年は前年の中島記念で4着以内だった馬が1頭だけ連対している。

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    出走馬短評
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シゲルクロマグロ 昨年のこのレースを勝利して休養に入ったが、復帰後は7戦して3着2回という成績。前走も差のある敗戦を喫したが、馬体回復なら一変の可能性が考えられる。

カクリョウ JRAで1勝してから佐賀で5勝をマーク。前走は出遅れたが最後の伸び脚は良好で、今回も立ち回り次第で善戦できるかもしれない。

ドラゴンゲート JRAのダート短距離で5勝を挙げたが、南関東ではいまひとつ。しかし佐賀では移籍初戦から5連勝と、スピードで圧倒するレースが続いている。

フォークローバー 南関東で2勝、笠松で5勝を挙げ、佐賀では19戦とも5着以内と堅実。休み明け2戦目の前走も徐々に差を詰めており、ここでも善戦以上が期待できる。

サラセニア JRAのダートで3勝を挙げたが、佐賀では7戦して3着2回という成績。差のある敗戦が多い現状では、距離短縮で変わり身があればというところだろう。

スーパージンガ 北海道では未勝利だったが、佐賀に移って一変し、佐賀3歳三冠を含めた11勝をマーク。古馬重賞では勝ち星がないが、この距離なら勝機が十分ありそうだ。

キングプライド 長期休養明けの2戦は差のある4着に終わったが、3戦目の前走は2着に7馬身差の快勝。今回は距離短縮が課題となるが、地力的に侮れない存在といえる。

ホワイトウィングス 佐賀デビューで2勝を挙げ、南関東に移って4勝して佐賀に復帰。中島記念では大敗したが、3走前の佐賀オータムスプリントでは鋭い末脚を披露している。

そのほか、エリザベスセーラ、ベルモントナイト、オウノミチ、キョウワカイザー
が出走する。

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   レースの狙い
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ドラゴンゲートは時計的に優位で、ここでも先手主張から押し切れそう。スーパージンガは久々の短距離戦だが、タイプ的に悪くなさそうで地力発揮に期待ができる。フォークローバーはひと押しに欠けるが今回も流れ込みなら狙えそう。シゲルクロマグロは前走の馬体減が回復していれば上位争いに加わってきそうだ。ホワイトウィングス、カクリョウは展開次第だが、差し脚が届く可能性に警戒しておきたい。


ウインターチャンピオンオープン の出走表はこちら

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