重賞レース直前情報
■2020年01月03日
第13回天馬賞(帯広)

1月3日(金)にばんえい帯広競馬場にて、第13回天馬賞(5歳・16時40分発走予定)が行われます。4歳シーズン三冠の最終戦は牡馬760キロ、牝馬740キロの定量での争い。同世代同士で戦える最後の重賞となります。ここまでの二冠は柏林賞をミスタカシマ、銀河賞をキタノユウジロウが勝利。実力拮抗の世代だけに、世代トップを争う最終戦としてふさわしい好レースが期待できそうです。

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    過去の傾向
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過去5年の結果からデータをみていく。単勝1番人気は3勝、2着1回。1から3番人気のうち最低2頭は3着以内に入っている。2走前までに2着または3着があった馬が1頭以上連対。前年のドリームエイジカップに出走していた馬が3着以内に1から2頭入っている。当日の馬体重が1095キロ以上だった馬が1頭だけ連対しているデータもある。鈴木恵介騎手が2015年から3年連続で勝利し、18年は2着。藤本匠騎手が騎乗機会があった4年では1勝、2着2回、3着1回とすべて馬券に絡んでいる。

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    出走馬短評
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ジェイコマンダー 重賞では2歳時に2、3着があるも、3歳以降はすべて5着以下。とはいえ、自己条件で5戦連続3着以内と地力強化がうかがえるだけに侮れない存在だ。

ハマノダイマオー ばんえい大賞典で4着があるが、以降の重賞ではすべて掲示板外。自己条件での近2走の特別戦でも差のある敗戦を喫しており、今回も厳しい戦いになりそうだ。

コウシュハレガシー 柏林賞2着、銀河賞3着など同世代相手の重賞では善戦傾向。オープンに昇級した11月以降は苦戦しているが、この条件なら見直せる。

オレワチャンピオン 柏林賞では6着だが、銀河賞は障害ひと腰先頭から5着。自己条件で4戦連続連対と上々だけに、浮上の可能性はある。

サンシルクラポピー 牝馬限定の黒ユリ賞、クインカップで3着はあるが、牡馬相手の重賞には初出走。決め手はあるが、重量増がプラスに作用するとは考えにくい。

キタノユウジロウ 重賞では3度の2着があるも未勝利だったが、4歳秋のはまなす賞、銀河賞と重賞を連勝。オープンでも健闘しており、同世代相手なら上位争いが十分だ。

ミスタカシマ 柏林賞など重賞6勝の実績は上位。牡馬相手でも地力は互角以上で、二冠も可能だろう。

アアモンドグンシン 3歳二冠を制して以降は大敗も多かったが、4歳冬のドリームエイジカップで年上のオープン馬たちを完封。同世代が相手なら好勝負必至だ。

そのほか、オールラウンダー、マツノタイガーが出走する。

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   レースの狙い
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上位拮抗だが、牝馬ミスタカシマを本命視。アアモンドグンシンはドリームエイジカップ制覇を含め、近走好調でここでも好勝負になる。今季重賞2勝のキタノユウジロウも当然高い評価が必要。オレワチャンピオンは最近の成績が上々で善戦以上が期待できる。コウシュハレガシーは同世代相手の重賞なら堅実に駆けており3連勝式の相手に。


天馬賞(BG1)5歳オープン定量の出走表はこちら

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